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hairハナは、渋谷区恵比寿にある「隠れ家的」リゾートスタイル美容室です
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2011年 04月 03日 ( 1 )
サヨナラ
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金曜日、仕事をしてると電話が鳴りました。

「はい、もしもし。」

広島からでした。
「父親の古くからの友人」と名乗る人からの電話でした。
話を聞くと、どうやら父親が息を引き取ったようでした。
正確に言うと2日前(水曜日)に息を引き取り、今日(金曜日)がお通夜で明日が告別式だと言うことです。

「わかりました。ありがとうございます。」

と電話を切り。
にわかに信じることも出来ずに父親の携帯に電話をする。

「もしもし。」

沈んだ声で電話に出たのは父親の奥さんだった。
"父親の奥さん"と言うのは母ではない。
父親とは僕が5才の時、母親との離婚で別々に暮らしていたからだ。
僕の"中西"という名前は母親の旧姓になる。
父親の名前は"黒坂"という。
なので、運命が変わっていれば僕は皆さんから"黒チャン"とでも呼ばれていたのだろうか?

「あの〜、なんか死んだって聞いたんですけど〜・・・」

我ながらもっと気の利いたセリフは出なかったのか。
奥さんに話を聞くと、元々肝臓が弱く、年に2回ほど手術をしながらまあなんとか元気でいられたようだが、今年に入って調子が悪くなり、この4月にまた手術をする予定だったそうだ。

28日に家で吐血し病院に運ばれたときは、前倒しで手術をして1週間くらいで退院できる予定だったらしい。
それが状態が急変して、30日の朝、あっという間に息を引き取ったそうだ。

広島に足を運んだときは会ってお茶をしたりして話していたんだが、父親とはしばらくの間、顔を合わせてなかったのと、もちろん病気のことは知る由もなく突然だったのだが、
昨年結婚したときの報告を兼ねて手紙を送った。
それを父親が友人に見せていて、それを思い出して電話をくれたみたいだった。
まあ、そんなこんなで、急遽お店をスーさんとミヨちゃんに任せてアヤコにも仕事を早退してもらって広島に行くことにした。

"先妻の息子"なので、周りは誰一人として知った顔のいないアウェー感が否めないが、奥さんは何度かお会いしていたのでご挨拶は出来た。
息子さんも二人いるとは聞いてはいたが会うのは初めてだった。
兄弟のいない僕にとって異母兄弟ではあるが、同じ血の繋がった兄弟を見るのはなんとも不思議な感じだった。

「初めまして。僕は君らのお兄ちゃんです。お小遣いください。」

などとは口が裂けても言えなかった。
なるべく隅っこの方に座り、告別式を見守った。
父親はマツダに努めていたので多くの弔問客がいた。

様々な人がマイクを通じて父親がどれだけ素晴らしい人であったか話していた。
優しくて、世話好きで、友達も多く、定年後はボランティア活動に勤しんでいたそうだ。
自分も生まれてきたわけだから、世話になったんだと思うのだが、いかんせん幼すぎて記憶がない。

棺の中の父親は少し小さくなったようだった。
人は魂が抜けると小さくなるのだろうか。

結局、奥さんのお薦めもあり図々しく火葬場までご一緒させていただいた。
燃えて灰になるまで60分。
待合室で食事を取る。
誰も涙する人はいない。それはここが非現実的な場所だからだろうか。

僕の母が亡くなったときもそうだが、得てして喪主というのはあれこれ忙しくて葬式と言う名のセレモニーをこなすのが精一杯で悲しみに心を止めておく時間がない。
悲しくなるのはそれら全てが終わってからなので、ある意味お葬式というのは必要な行為なのかもしれない。

"焼き上がって"出てきた父親の骨を骨壺に移す時、親族が交代で足下の骨から順に入れていって最後、中央にのど仏、そして頭蓋骨でフタを閉める、コンパクトな人ができる。
その際、火葬場の職員の女性が向こう側に立って

「こちら、かかとの骨でございます。こちらはスネでございます。」

と丁寧に箸でつまんで手前に差し出してくれて、それを遺族が代わる代わるつまんで入れるのだが、その光景が不謹慎だが、まるで高級な串焼き屋にいるように見えた。
僕もアヤコもどの骨だか覚えて無いが入れさせてもらった。
当然全部は入りきらないので職員の人が残りの骨は手厚く葬らせて頂きます。と言っていたがどこにいくんだろう?と考えていた。

奥さんや親族は葬儀屋の指示に従いその部屋を後にした。
僕は最後にその部屋を出る前に父親と話をした。

「お疲れ様。サヨナラ。」

「サヨナラ」と言う台詞はあまり好きではない。
もう二度と会えないような気がするから、普段でも使うことがない。
でも、こういう時はサヨナラなんだろう。

最後の最後に部屋を出た僕は父親に最後まで付き合った。
これが僕の父へのわずかながらの親孝行のつもりだった。

まあ、こんな話を多くの人が見てくれるブログで話すようなことでもないが、
小さな街の小さな美容室のブログなので、目を通してくれる人は僕をよく知ってくれてる人なので、お話しすることにした。

今回、急な広島行きのため、周りの人には迷惑と手間をかけてしまった。
せっかく予約をしてくれたのに、他の日にずれてくれたお客様。
尋ねてきてくれたのに不在だった人。
土曜日(翌日)が生ゴミの日で代わりに出してくれたお隣の村上さん。
毎回、広島に行くと止めてくれて家族のように出迎えてくれる中尾夫妻とおじいちゃんとあいちゃん。
そして、留守を守ってくれたスーさんとミヨちゃん。
この場を借りてお礼とお詫びを申し上げます。

今日(日曜日)からまた、元気に頑張って仕事します。
それでは、ご来店、お待ちしてます♡





父さん、僕は大丈夫です。多くの人が支えてくれてますから。
安らかにお眠り下さい。
そっちでは誰も邪魔する人はいませんから、どうぞ、先に逝った母の話し相手にでもなってやってください。

倫路より。
by hairhana | 2011-04-03 07:18 | アヤコのひとりごと | Comments(6)