薔薇の花を手に祈る君は何を願ってるの?
バンコクには様々な場所に「プーム」と呼ばれる神様の祠があります。
大きな通りの角や、建物の前、敷地内、大きな物から小さな物まで色々あります。
タイの人は必ずと言っていいほどその前に来たら手を合わせて「ワーイ」をします。
タクシーの運転手さんは信号待ちの時プームがあると手を合わせます。
伊勢丹前。
ここには二つのプームがあります。
最近ここのプームが「パワースポット」として注目を浴びています。
ひとつは学問、ビジネスの神様。
もうひとつは恋愛の神様。
彼女がひざまずいているのはもちろん恋愛の神様。
神様の前で靴を脱ぎ祈りを捧げる彼女に思われる相手はさぞかし幸せだろうな。
お参りの仕方は様々です。
通りすがりに手を合わせるだけでもいいけど、
ちゃんとお願いしたいなら、靴と帽子を脱いでひざまずきましょう。
ここは恋愛の神様だから近くの屋台で薔薇の花が売ってるので彼女みたいにそれを手で挟んでお願いするのもいいかもね。
本当はそこに書いてある文章を読むんだけど、なにぶん、タイ語なのでちんぷんかんぷん。
だけど、大好きな人の顔を思い浮かべ
「この恋が成就しますように・・・」
なんて願えば遠く離れた日本の空の下で相手が「ゾクゾクッ!〜〜〜」ってするかもね。
「ふ〜ん・・・本当に御利益あんのぉ〜〜?」(アヤコ)
「おっ!あっちにも美女がぁ〜〜!」(スーさん)
「わたしもお願いしちゃおうかなぁ〜♡」(ミヨちゃん)
おいおい(`0`)ノ゛雰囲気ぶち壊しだよ〜〜 _| ̄|○
おや?こっちは学生さんがふたりひざまずいてなにかをお願いしてますね。
右にはスーツ姿の女性がプームに歩み寄ってますね。
そして、もうひとつのプーム。
こちらはみなさんも見たことがある象の顔をした神様「ガネーシャ」。
ガネーシャはサンスクリットで「群衆(ガナ)の主(イーシャ)」という意味。
障害を取り去り、また財産をもたらすと言われ、商業の神・学問の神とされます。
特に「新しいことを始める」ときにみんな訪れるようです。
もちろん、今まで続けていたことでも「心機一転」するときなどいいと思います。
トモもスーさんもこのガネーシャのプラー(お守り)を作りました。
夢や思い、そして願いは強くそしてより具体的に願うことによって必ず叶います。
そして一番大切なことは「思い続ける」ことです。
僕は17歳の時に「自分のお店を持つんだ」という願いをずっと思い続け、途中、何度も現実に押しつぶされそうになったけど20年かかって手に入れることができました。
僕はここに来る度、ガネーシャの像に向かって
「HanaとHanaに関わる全ての人の成功と幸せにお力添え下さい」
と願っています。
そうそう、神様にお願いして、ちゃんとそれが叶ったらお礼をしに来てくださいね。
おっ!ミヨちゃんもお願いしてますね。
誰のことお願いしてんのかなぁ〜?
もちろん、恋愛の神様の方でした。