みなさん!あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
なにバカなこと言ってんだ?
と、思うでしょ?
知ってる人も多いと思うけど、実は、今が「本当のお正月」なんですね。
現在、僕たちが使っている暦は「グレゴリオ暦」と言って1582年にローマ教皇・グレゴリウス13世がそれまでのユリウス暦を改訂して作ったものだそうです。
日本は明治5年に採用して、1873年1月1日にあたる明治5年12月3日を明治6年1月1日としたそうです。
想像してみて下さい。
普通に暮らしていて12月3日にいきなり
「はい、今日から新年です、はい、おめでとうございまぁ〜す!」
なんて言われたら調子狂っちゃいますね。
「え?え?じゃあ、ボーナスは?12月分の給料は?」
なんて切実な問題ですね。
元々、日本の旧暦(天保暦)いは「閏月(うるうづき)」と言うものがあって1年13ヶ月の時もありました。
と、いうことは一月分多くお給料がもらえるなんて、おお!ラッキーじゃないですか。
明治時代、当時の政府は財政が逼迫(ひっぱく)していたそうです。
そのままでは明治6年に閏月を迎え、月給制に変わったばかりの官吏(当時の官公庁や軍隊などの国家機関に勤務する人)のお給料を1月分多く支払わなければいけない。
「そんな予算はねぇ〜〜〜!」
というわけで、てっとり早くグレゴリオ暦に変えたそうです。
「なんと!いい加減な!」
と思うけど、「3連休にする」って理由で慣れ親しんだ10月10日の「体育の日」を変えるようなもんですよ。
うんちくはさておき、1月26日は中国で言う「旧正月」。
中国の人はどちらかというとこっちのほうに重点を置くみたいです。
じいちゃんの形見の「関羽像」があるのと、以前、横浜に住んでいたせいもあり、
横浜の中華街にある「関帝廟」にお札をもらいに行きます。
「今年も来たよ〜」
関帝廟は「三国志」でもお馴染みの「関羽雲長」が奉ってあります。
関羽様は「義の人」と呼ばれ、とても忠義の厚い人と言われています。
また商財にも長けていて商売に大切な信義・信用という点から商売の神様としても有名です。
お参りの仕方は日本の「二礼二拍手一礼」と似ていますが、
最初にお線香を5本買い、5カ所に設置してある香炉に一本ずつ刺して
願い事を祈ります。
そして、本殿に入ると「玉 皇上帝」・「関聖帝君」・「地母娘娘」・「観音菩薩」・「福徳正神」の順に参拝します。
クッションが置いてあるのでそこに膝をつき三礼して住所、生年月日、名前を告げて自己紹介した後に願い事を告げます。
「金紙」はお賽銭代わりなので、最初に本殿内の供物台に供えて、参拝後に境内にある金炉で燃やします
「アッチチチチッ!けっこう熱いね。一度に燃やさずに少しずつ燃やすんだよ。」
中華街も賑わってたよ。
お腹が空いたからお昼ご飯でも・・
でも、美味しいと言われる「聘珍樓」とかはちょっと値が張りすぎるし、
観光客相手の中華料理屋は看板ばかり大きくて味はちょっと・・
唯一、好きだった「梅蘭」は支店をいっぱい出して味が落ちるし、
確かに観光地だから一見さんばかりで
「味より雰囲気ぃ〜」
かもしんないけど、その味を楽しみにしてるファンもいることも忘れないで欲しいなぁ
結局、お昼は、お気に入りの中華街の外れにある「
パン・アメリカンホットドックコーナー」でいつものナポリタンとホットドッグをいただきました。
いやぁ〜美味いねぇ〜こりゃ。
そんなわけで、今年もよろしくお願いします。ね
【関帝廟】
横浜市中区山下町140番地 TEL045-226-2636
http://www.yokohama-kanteibyo.com/index.html
「周辺地図」
「中華街は大賑わい。しばらくイベントやってるから今週末とかオススメですよ」