アヅイ!なんだこりゃ!あづ過ぎるぞっ!
ちょつと涼しくなったと思うと、また暑い。
なんか頭がボォ〜〜ッとする。あ、元々か。
いかんと思いつつ、スイッチを入れるのさ
ポチッとな。
ブゥォォ〜〜〜〜〜!
おお!なんて心地よい風。ここは天国か?
クーラーを考えた人って天才だよな〜
って誰でも思ってんだろうな。
トモは子供の頃、まだ家にクーラーがなかったんだよね。
だから夏休みの宿題を持って近所の銀行に行きました。
「うぅ〜ん♡天国ぅ〜〜〜ん♡」
お気に入りの場所は後方右側のテレビの前。
早速、宿題に取りかかる。
しばらくして係の人がやってきて、
係:「お母さんといっしょ?」
僕:「ううん。」
係:「ここは銀行でお金を預けたりするところで、図書館じゃないんよ。勉強は公民館とかでやりんさいね。」
と言われて追い出されたので、翌日トモミチ少年は貯金箱からへそくりを持ってきて通帳を作りました。
それから宿題にとりかかるとしばらくしてまた係の人が来て
係:「昨日も言うたけど、ここは勉強するところじゃないんよ。」
僕:「今日はお客じゃけえね。」
と先ほど作った通帳を見せると。
係:「ありゃ、それはありがとうございます。」
と行って立ち去って、しばらくしたら戻ってきて
係:「お客様、そこよりも勉強しやすいところがありますから、こっちへ来て下さい。」
と応接室に連れて行ってもらって、さらに冷たい麦茶まで出された。
すると、多分偉い人なんだろね、おじさんが来て、
おじさん:「○○銀行をご利用ありがとうございます。ボクは大きくなったらなにになるん?」
僕:「お金持ち!」
おじさん:「じゃあ、ここで一生懸命勉強してお金持ちになったらお金は全部○○銀行に預けて下さいね。」
僕:「うん、わかった。」
とあまりの待遇の良さに驚きながらも、いつかこの銀行に100万円(子供にとっては天文学的数字)預けようと心に誓いました。
今現在、「まだ」お金持ちじゃないので、もっともっと頑張って、お金を握りしめて行くから待っててね。
ちなみにクーラーの発明は「ウィリス・キャリア」という人。
ありがとう!ウィリス!
ありがとう!ひろ銀!・・・のおじさん。