ただいま。
この十何年間、夏休みと正月以外で三連休を取ったのは初めてのトモです。
これも、留守を守ってくれるスーさん、あいちゃん、アヤコのおかげです。
てなわけで、広島に行ってきました。
人生の半分以上を東京で過ごした僕ですが、やはり広島に帰ると広島弁になります。
てなわけで、これからは広島弁でお話しますね。
広島と言やあ、原爆ドーム、宮島、もみじ饅頭、瀬戸内海、広島カープ、お好み焼き。とまあ、こんなもんかね。
元から住んどる人にとっちゃあ普通なんじゃけど、離れて暮らしよると、やっぱ懐かしい感じがするんよね。
ほいじゃけえ広島に行って寿司やらパスタやらオシャレな食いもんを出されても、あんまり嬉しゅうないんよ。
やっぱ「お好み」食わんといけんよ。
あ、広島の人はお好み焼きのこと「お好み」言うて呼びよるんよ。
まあ、有名なんは八丁堀いう中心地にある「お好み村」が有名じゃね。
一つのビルに何十軒のお好み屋が入っとるんよ。
僕はここの2階の「八昌(はっしょう)」いうお好み屋が好きじゃね。
なんでか言うたら、麺をちゃんと茹でて入れてくれるけん、食感がモチモチするんよ。
芸能人とかもよう来る見とうなけえ、いつでも混んどるね。
普通お好み屋は近所の家の1階とかでおばちゃんがやりよる店も多いんよ。
じゃけえ、どこの街に行ってもお好み屋はあるんよ。
東京のもんじや焼きや関西のお好み焼きと違うて広島は自分で焼かずに焼いてもらうんよ。
僕は「作ってもらって」初めて「料理」じゃあ思うとるんよ。
焼き肉もそうじゃけど、店で自分で作るんはありゃあ料理とは呼ばんね。
同じお好みでも焼く人が変わるだけで味と食感が全然違うんよ。
まあ、試してみんさい。
あ、そうそう、
「鉄板にしますか?お皿にしますか?」言うて聞かれたら迷わず「鉄板で!」言うて言いんさいよ。
熱々をヘラで「ハフハフ」言いながら食べるんか美味いんじゃけえね。
「お飲み物どうしますか?」言うて聞かれたら、東京みとうにかっこつけて「ウーロン茶!」とか言わんでええけえ、迷わず「水!」言いんさい。
お好み焼きには「水」じゃけえ。(でもジュースやコーラでも160円くらいで安いんじゃけど、頼んどる人を見たことないね。)
これ一枚で野菜もお肉も麺も全部入っとるけん、言わば「完全食」じゃね。
広島のお好み焼きはキャベツが甘いんよ。
ほんまに美味しいけえ、騙された思うて食うてみんちゃいや。
あ、食うた後は口のまわりのソースに気をつけんさいよ。
次は「広島ラーメン」じゃけんね、楽しみにしとってや