
今年に入ってまたまたガソリンが値上げされました。
先日立ち寄ったスタンドでは1Lが164円でした。
僕はバイクなので一度の給油に10Lなので一度の給油の差額が何百円程度ですが、これがトラックになるとトホホな金額ですね。
原油そのものの値段が上がっているからたちが悪い。
「代わりがない」ってことだからね。
世の中にある殆どのモノが作られたり運ばれたりする課程で原油にお世話になってる。
隣のケーキ屋ToshiYoroizukaのトシさんが
「この前値上げしたばっかりなのに、このままだと、もう一度値上げしなければいけなくなるんですよ〜」
と嘆いていた。
テレビでは評論家や政治家が議論している。街頭インタビューではいろんな人が困ってる。多くの人が怒ってる。
「ガソリン高すぎ!!」
でも、僕が日頃おかしいと思ってるのはペットボトルの「お茶と水」。
自動販売機では350mlの水やお茶が「ガソリンと同じくらいの」150円で売られている。1Lに換算すると約428円。
その方がおかしいと思わないか?
ましてや水やお茶なら水道の水や自分で沸かしたりで「代用できる」ではないか。
「水道水はカルキ臭い!」というのは一昔前の話しで、今では普通に飲める。
よしんば古いマンションの給水タンクが怖ければ浄水器で事足りる。
水産業がこれだけシェアを広げたから今更
「みなさん、実は水道水はけっこういけますよ。ペットボトルやレンタルサーバーなんか飲まなくてもゴクゴクいっちゃってくださいよ!」
とはスポンサー寄りのテレビなどのメディアが言うわけ無い。
だからみんな「ガソリンより高いお金を払って」水を買う。
「私の身体は高級車と同じだから水道水みたいな安物の水じゃあ動かないのよ!ホッホッホのホッ!私の血はペットボトルの水が流れているの♪」
と声高らかに言ってる人はどうぞ、お飲み下さい。
ちなみにお茶も厳密に言えばお茶ではなく、「お茶の香りのする香料の入った水」なのだから、本当に入れたお茶とはまったく違うでしょ?
水道の蛇口をひねればそこに水があり、ポットからお湯を注げばそこにお茶があるのにわざわざ高い金を払いメーカーやメディアにのせられてブランドものを買いあさる日本人に
「石油が高い!」
と声高らかに叫ぶ権利が果たしてあるのだろうか?
「実は美味しい、東京の水」
http://people.ne.jp/2006/05/26/jp20060526_60112.html