一人暮らしを始めた女の子が言った。
「トモさん、冷蔵庫の中身って買ってこないと無くなるんですね。」
実家にいるとお母さんが知らないうちに買い足してくれて、冷蔵庫を開けるとかならず何かが入っていた。
何もないのを知っていても冷蔵庫を開ける癖がついてしまっている。
冷蔵庫の中身は消費していると当然無くなる。時折、消費しきれずに化石になってしまうこともある。
資源は有限なのである。
冷蔵庫の中身と同じく僕たち地球上に生きていくための資源も有限なのである。
生きているモノなら植物も動物も増やし育てることが可能だがエネルギー資源は増やすことが出来ない。
今、急ピッチにサトウキビから生産できるエタノールが石油代替え品として注目され、ブラジルでは新車の半数以上がエタノールで走る車に代わっているそうだ。
アメリカでも石油との混合燃料(フレックス)に対応する車の生産に力を入れている。
日本では自国生産がコスト的に無理なのでブラジルに50%出資で「日伯エタノール」を設立した。
それでも大手石油会社の協力が得られず、足踏み状態。全てに置いて日本が遅れる原因は利権と政治家の頭の固さから来るものなのだろうか?
今、日本ではエコカーの主流は「電気自動車」だが、この夏、関東で通常に使う電気不足で悩んでいるのに、将来的に車の分まで供給できるとは思えないんだけど。
なんか目先ををそらしているような気がする。
電気自動車はちょっと待ったかもね。
今、有限な資源を取り合うために世界ではいろんなことが起きてます。
「ミャンマーに石油が眠っている」というまことしやかな情報で今、大きな問題に。
当然アメリカはその利権をものにしたいから国連を利用し介入しようとする。
ミャンマーの武装勢力もそれに対抗する。
アメリカに取られちゃ嫌だから隣国中国が裏から軍事政権に荷担する。
アメリカも中国との主面衝突は避けたいので妥協案を提出。が今の現状。
人ん家の冷蔵庫の中身をめぐって大きな会社が口を出す。
「おまえの家の冷蔵庫を開けるの手伝ってやるから、そのかわり管理と中身のもの、ちょっと分けてくれよ。」
ジャイアンでもそれほどひどくないだろうな。
日本アルコール販売
http://www.aruhan.gr.jp/aruhan/news20051220.html
次回のテーマは「一人暮らし」です。
もうそろそろ、やめたいんですけど僕は・・・