料理を作るのが結構好きです。
でも、お菓子だけは作れません。トラウマがあるからです。
中学生の時、当時の彼女のバレンタインでチョコを(不二家のトンカチ付きハート型チョコ)もらった僕は「恩は倍返し」の性格なのでホワイトデーは「手作りクッキー」でお返しすることに決めました。
当然プラモデルは作ったことあるけど、お菓子づくりなど、小さな子供が、
「ねえ、おかあさん。赤ちゃんはどうしてできるの?」
レベルで全く未知の世界だったので、確か、近所の本屋で立ち読みして、メモると怒られそうなので暗記してうろ覚えのままスタート。
当然配合も目分量。何を入れたのかすら覚えてません。
そして出来上がったのが・・・・
炭・・・・・・・。
ちょっと目を離した隙の出来事。
オーブントースターから立ちこめる煙。
嫌な予感。的中・・・。
直径約3cmの炭の固まりが出来上がりました。
それでもめげずにナイフで削ったのを思い出しました。
いくつか、「そばぼうろ」のサイズまでいくとなんとなく「茶色の固まり」になったので、試食。
何を食べてるのかわかりませんでした。
そんな事が合ってから「お菓子は作るモノではなく、買うもの」という僕の中辞書の1ページに新たな格言が追加されました。
もちろん、それ以来チャレンジしてません。
そんな僕とは逆に子供の頃からお菓子作りが好きでバレンタインには、彼女のお返しが欲しくてチョコをくれる女の子が殺到し、
お菓子の学校を出てしばらく修行し、小さくて可愛い自分の店を開く傍ら、お菓子教室もしてしまう。という女性がいます。
彼女はYukiさんと言います。
食べることが大好きで、いろんなところにケーキを食べに行くそうです。
最近ではお菓子教室の生徒さんとお茶するために紅茶の勉強を習いに自由が丘まで通ってるそうです。
Hanaに来てくれたのもお隣がToshiさんの店があったからだそうです。
お店は木・金・土の三日間で早いときは1時間で完売してしまうそうです。
時々、弟さんと都内で「一日限定Cafe」とかやったりするそうです。
子供の頃からの好きなことを続け、それを仕事にするというのは言葉で言うのは簡単でしょうが「お金をいただく」にはそれなりの腕と努力が必要です。
でも、その大変さも「好きだから」という気持ちが力を与えてくれるのかも知れませんね。
皆さんの心の中にも「好きだから」の力が使ってくれるのを待っているかも・・・・。
僕は美容師という仕事が大好きです。
《きまぐれケーキ 魚かな》
http://www016.upp.so-net.ne.jp/sakanakana/
「魚かな」って面白い名前でしょ?
チーズケーキが大人気だそうです。