
事故二日目。
先日運ばれた病院の外来に行くことになった。
大学病院なのでかなりの混雑が予想される。
9時からなのだが受付は7時からやっている。
タクシーを飛ばし7時に受け付け。さすが大病院。カードを差し込んでまるでATMのような機械で予約をする。
この時点でもうかなりの人が来ている。
楽しそうに話をしてるお年寄りの一団はそれぞれが病気できているのか、それとも観光で来てるのかわからない。
時間を近所の漫画喫茶で潰すことにした。
なぜか読み出してはまった野球漫画「MAJOR」を20巻一気に読破。
時間が差し迫って後5冊というところで後ろ髪を引かれる思いで病院に戻る。
早く受付をしたせいか、待つ時間も短かった。というよりその前に2時間待ってるし。ミッキーでもでてきてなんかやってもらわなければ割に合わない。
診察室に通されてちっこい看護婦さんが診察ベッドに座るように言う。
カーテンの向こうから若い医者が出てきた。
ふと、昨日の事を思い出した。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=87626309&owner_id=25539
また、アホな医者だったらどうしよう・・
開口一番、この医者は
「おはようございます!交通事故ですか。大変だったでしょうね〜。僕もやったことあるから、わかります。うんうん。
その日よりも次の日が痛いんですよね〜。」
そしてベッドに僕を寝転がしていろいろ診てくれる。
「これ、大丈夫ですか?ここは、あ、痛いですか、そうですよね〜大丈夫ですよ。僕もそうだったですけどこれから良くなりますから。」
ベッドから起きあがりそのまま座り話を聞こうとすると隣に座っていろいろ丁寧に話してくれた。
いや、ビックリした。
昨日の医者とはえらい違い。
その先生は順天堂病院の整形外科の瀬戸先生という若い先生です。
いやぁ、いい医者に会えた。
これからは美容師も医者もホスピタリティを持つ人が必要だね。
本当は通いたいが場所が遠いので紹介状をかいてもらった。
お昼時期だったので地下食堂でランチを食べた。
僕の食べたのは「職員ランチ」。
ちょっとお医者になった気がしたが、よくよく考えたら病院の職員は医者だけじゃなく、差し詰め僕あたりはお掃除係か、渉外係がぴったんこだろうね。
味はけっこう美味かった。
ごちそうさま。
順天堂病院にはなぜか本宮ひろし(漫画家:サラリーマン金太郎、男樹他)の原稿が飾ってありました。
危うく持って帰るところでした。
その後、警察に行って診断書提出。
バイクの見積もり、なんと31万円!
保険会社ともめる。
勝つ。
あっという間に一日が過ぎた。
タイ旅行記の続きを書けるのはいつの日か・・