こんにちはトモです。
僕は歌舞伎が大好きでたまに観に行きます。
今年は中村勘三郎さんの襲名披露公演を見に行くことが出来て最高に楽しかったです。
その時に坂東玉三郎さんの「鷺娘」を観ました。
玉三郎さんの舞は感動的です。
全身、指先に至るまで「女」でした。
しかし、あの重い衣装で海老反りや、舞を演じるのは「男」だから出来るのでしょう。
その立ち居振る舞いや容姿を「女らしい」と感じるということは僕たちが本能的に「女らしさ」を理解しているのでしょうね。
玉三郎さんはもちろん、男ですから女を演じなければいけません。だから、かなりの研究と努力をしているのでしょう。
何十年と「女」を追求してるからこそ醸し出される雰囲気に感動するのでしょう。
世の中、男と女がいます。そのどちらかに属します。
生物学的に言うと「オス」と「メス」です。
人間以外の動物に基本的に男、女とは言いませんね。
だから、女(男)になるためには「表現力」が必要になります。
それはいわゆる「着飾る」というファッションだけでなく、立ち居振る舞いや言葉遣い、そして、しぐさに至るまで、あらゆる表現方法で女(男)を演出しなければならないと思うのです。
ところが昨今の女性はどうでしょう。
歩きながらタバコを吸ったりコンビニのおにぎりを食べたり、電車の中で化粧を直し、イスに座ると膝が開き、「ふざけんなよぉ〜」と乱暴な言葉を使う。
もちろん、ちゃんと表現できている女性も多数います。
みなさんはどうですか?
「男に負けないくらい働いてるから・・」
それは言い訳にもなりません。
「男らしさ」=「がさつ」ではありませんから。
髪の毛を伸ばし、化粧をすれば女の出来上がりではないのです。
昨日今日の付け焼き刃のメッキなどふとした瞬間やお酒が入ればすぐ剥がれてしまうのです。
メッキが剥がれてしまうと、もはや女ではありません。ただの「メス」です。
「あなたは女を何年やってますか?」
もし、真剣にあなたが物心ついて「私は女なんだ」と気づいてから今日まで、女を磨き続けてきたならば紛れもなく「いい女」になってるはずです。
「女らしさ」を探求し、実践して自分のものにしてみてください。
僕はいつでもその「一部」をお手伝いする用意をして待ってます。
おしまい