朝、ベッドで横になって目を閉じて五感をフルに働かせる。
頭の先から少しづつ下がる。
表面だけでなく内側も。
集中していると身体の声が聞こえてくる。
それは「ズキッ!」だったり、「ジィ〜〜〜ン!」だったり、「グズグズ」だったり。
冷たかったり、熱かったり、重かったり、痛かったり。
最初は解らなくても続けていると解るようになります。
手を当ててみたり、優しく押してみるのもいいでしょう。
僕は医者ではないのでそれが何を意味してるかは解りませんが、身体は必ずシグナルを発しています。
僕の周りは優しい人ばかりです。
自分のことより他人の心配をします。
恥ずかしながら僕もその一人です。
「自分の身体ならなんとかなる」と過信してるからです。
ボロボロでも自分より他人の心配をしてしまいます。
多分それは「心配して欲しい」からなのでしょう。
自分の悪いところからは目をそらして他人の心配ばかりしてしまいます。
これは良くないことですね。
病気によっては取り返しの付かないことになったりします。
そんなとき、それまで自分が心配していた他人は何もしてくれません。つか、なにも出来ないですね。
溺れてる人ほど人を助けようとします。
助けてるつもりが一緒に沈んでたりします。笑えません。
「自己犠牲」も素敵ですが僕は「先ずは自分」だと思います。
優しい人はそう思っても他人のことは放っておけないのでそのくらいが丁度いいと思います。
溺れそうになったら、とりあえず自分を助けましょう。そして無事生還したら思いっきり人助けをしましょう。
ハナ(ポメラニアン)は喋ることが出来ないので毎日僕は身体をなでながら様子を見ます。
以前、「しこり」が出来ていて、あそこから少量の膿が出ていたのでお医者に診せたら即手術になりました。
おかげで体力のある内にしたので大丈夫でした。
せめて自分、そして家族、大切な人はちゃんと観ておきましょう。
「何かあったとき」、必ず「そう言えば」ということがあるはずです。
悲しく、悔しい思いをしないためにも。
それ以上にあなたを失うことで悲しむ人たちのために。
あなたの身体はあなただけのものじゃないことは絶対に忘れないでいてください。
僕は本心で願います。
僕に関わる人が僕が逝った後で逝くことを。
僕もみなさんに心配かけないように自分を大切にしますから、みなさんもご自愛下さいね。
おしまい