「知識」はお金と同じ「財産」です。だから勉強はした方がいいと思います。
しかし、お金と同じで使わないと何の価値もありません。
例えば「1億円」銀行に預けたとしたら銀行のデータ上に1億の数字があるだけ。
もし、現金に変えて家にあったとしたら1万円札の絵柄が印刷された「紙」が1万枚あるだけ。
知識も同じで「使う」ことで初めてその「価値」があります。
頭の中にインプットしているだけでは「知ってる」だけで何の価値もありません。
例えば「これから伸びる産業」の知識があってその会社の株を買って値上がりすれば上がった分だけの価値がありますが、何もしなければ自分の頭の中で「ほらね、上がっただろ」と思うだけで何も変わりません。
「勉強」は頭の中の本棚に資料を詰め込む作業です。
なので、本棚があるだけでは何も生まれませんし価値もありません。
インターネットで調べればありとあらゆることが瞬時にわかります。そこに「〇〇のラーメン屋さんは魚介と豚骨で出汁を取って〇〇産の〇〇と〇〇で作ったチャーシューで、店主は有名な〇〇で修行した☆5つの行列のできる人気店です!」という「知識」より実際自分で食べて「まあ、美味いには美味いけど、パンチが効いてねえなあ」というのが自分にとっての「経験」であり真実です。
なので「経験に勝る知識はない」というのが僕の持論です。
もちろん、無駄を省くには知識も必要です。
自分の家から、学校から、塾から、職場から、殻から一歩外に出て現実を経験してこそ「価値」のある人生なんじゃないかなあ。と、僕は思うのです。
by Tomo