僕たち美容師に限らずサービス業、お医者さん、営業、様々な「人に関わる仕事」をしてる人は「相手の気持ちになって考える」仕事です。
「オレの今な気分はこ〜んな感じで。これ、今キテるんだよね〜」
なんて勝手に出来るのは「アーティスト」と呼ばれる人だけです。
「トモさんに切ってもらえるならパンチパーマでも丸坊主でもな〜んでもOK💕」
ってくらいカリスマになればいいかもしれません。w
なので、「一流」と呼ばれる人はしっかり、相手の話を聞いて、よく観察して、専門的に考え、わかりやすく説明して、OKが出たら始めます。
「二流」は概ね「パターン」で仕事をします。「マニュアル通り」とか「いつもの」とかいわゆる「ルーティーン」な仕事です。正解も無いし面白くもありません。時々、お客さんが「そんな気分じゃない」ときに失敗します。
「三流」は的外れなものを提供し、クォリティも低いのでクレームが入りますが、自分でも「何が悪いかわからない」のでとりあえず判で押したように謝るか、言い訳するか、もしくは逆ギレします。
なので、「人間関係」において「相手の気持になる」ということはかなりのスキルを要します。
よく「誰も私(僕)のこと、わかってくれない!」ということがありますが、基本、わかってくれないと思ってもいいかもしれません。
まず「わかろう」とする気持ちが必要です。そして、相手の言葉を引き出す会話力が必要です。さらに言葉に表せない気持ちを表情や仕草から読み解く観察力が必要です。これ、なかなかのもんじゃありません?
「へ〜〜、ふんふん、ほぉ〜」と「聞くだけ」でもいいなら簡単ですけどね。
そして「わかってくれない」と言うなら自分も「わかってあげて」ないといけません。出来てますか〜?
先ずは、自分のことを「わかってくれない人」のことを「わかってあげる」必要がありますね。
(次回につづく。あ〜久しぶりだ)