よく、結婚を「ゴールイン」と言いますが、そこで終わりではなくむしろそこから「スタート」になります。
それまではお化粧をちゃんとして、服装も整え、言葉遣いにも気をつけ、少々嫌なことがあっても笑顔でいて、いいところばかり見せてるけど、一緒に暮らすとなるとそうもいきません。
教会で式を挙げると神父さんが
「健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」
とよく聞くセリフですが、人は結婚を決めるときはまさしく「富めるとき」にします。様々な条件をクリアして自分の中で納得できる状態で結婚します。
もちろん、それが未来永劫続けばいいのですが、人はそれほど完璧ではなく、病めるときもあれば、悲しみの時、もしかしたら事業が失敗したり、リストラにあったり、会社そのものが無くなったりして貧しくなるときもあります。
ひとつの解決策として「離婚」もあるでしょうが、それだとただの寄生虫になってしまいます。w
これは僕の個人的意見ですが、結婚に必要なのは「覚悟」なんじゃないかな?と思います。
いつ、いかなる時も、何がどうなっても諦めず、投げ出さず、敬い、慰め、助け、その命ある限り、真心を尽くすことを自ら選ぶ覚悟さえあれば、周りはどう思おうとも続けることが出来ます。
先日お話した「その先」を見て、考えて、覚悟ができていれば結婚はけっして「墓場」ではなく、自分の成長するステージになると僕は思います。
おしまい