新社会人のみなさん、新しい人生の船出、おめでとうございます。
学生生活と違い、いろいろと大変だったり疲れたりすると思いますが、そんな時は仕事帰りにHanaで「アロマヘッドスパ」してリフレッシュしてくださいね。
メディアで各地の入社式の様子を報道していて、中に「1986年と現代の入社式違い」と銘打って「ダイバシティ(多様化)と呼ばれる今の時代に逆行してる。」と批判してる記事があり、SNSで多くの人がステレオタイプの就活スーツを「着せている」企業を批判してます・・・・
が、僕の見方はちょっと違っていて、その「着させられている」と言われている若者自体が甘んじてそれを受け入れてるようにも思えます。
ゲームをやればネットで攻略法を探し、自分で見つける楽しさのある「隠れキャラ」ですら公然と知っていて、SNSでは「イイね」を連発して共感を楽しみ、少しでも自分と違う意見や容姿を見つけると「叩き」、マイノリティよりもマジョリティを選び、「冒険」よりも「正解」を求め、親が敷いたレールを走り、ランキングや口コミを信じる彼らがある意味「望んだ姿」なのかもしれません。
就職も「安定」を第一に望み、お給料と休みの多い会社を「ホワイト」とし、もちろん残業など無くて、上司に怒られたらパワハラで訴え、気に入らなかったら辞める。
「みんな着てるから」
「これ着てればいいから」
「そんなとこで個性だしても浮いちゃうだけだから。」
「空気読まなきゃ」
そんな彼ら、彼女らの姿はまるでSTAR WARSの世界。
本来、自由であるはずの学生時代も、同じような服装、同じようなヘアスタイル。
流行りのスイーツがあると何時間でも並び、同じような写真をインスタグラムに上げる。
原価50円のタピオカミルクティーに600円も払い、友達と会ってても無言でスマホを見つめる。
しかし、その中にも自分のやりたいことを見つけ、知識や技術を研鑽し、周りから「そんなのやめときなよ、今どき流行んないよ」の声を弾き飛ばし、頑張って結果を出してる人もいます。
逆に言うと、多くの人がマジョリティに迎合する今だからこそ、ちょっと頑張るだけで抜きん出た存在になれるチャンスなのかもしれません。
人生は求め、それに向き合った人には必ず応えてくれます。
もし、行き止まりでもそこが行き止まりだとわかったことがひとつの答えです。
多数に付き従い行き止まりにすら気づかないというのは、行列の先に危険な崖があって先頭の人たちはすでにそこを離脱し逃げているのに自分の順番が来るまでスマホを見ながら並んで目の前の崖にさえ気づかず、さらに落ちても「みんな落ちてるから」と安心する姿は
「赤信号みんなで渡れば怖くない」
と、まるでギャグのような人生になってしまうんではないのかとそっちの方が心配です。
「大丈夫?」と心配しつつも、僕たち大人は後から追いつき追い越される不安が軽減し、まだまだ活躍できるのでホッとしてたりしてね。(笑)