「ヘアデザインは切った髪の毛で作るのではなく、
切り残った髪の毛で作るものである。」
トモ
初めて行った美容室で美容師さんに
「今日はどうしますか?」
そう聞くと
「◯センチ切ってください。」
と言ったことはありますか?
「はい、◯センチですね。わかりました!」
と答えてカットに入る美容師は二流、いや、三流です。「やっぱりやめときます。」と勇気を振り絞って伝えましょう。
もし、あなたがその美容師さんが切り落とした◯センチの髪の毛を拾い集めてなにかを作るというのならそれでもいいでしょう。
そうでない場合、切り落とした髪の毛は床に落ちた時点で「ゴミ」です。
ヘアデザインは「切ってない髪の毛」で作られます。なので、正しいオーダーの仕方は
「この(例えば肩)ラインで切ってください。」
がいいと思います。
お客さんが言う「◯センチ」は美容師さんにわかりやすく伝えるために
「このくらいに切って欲しいから、そうなるとだいたい◯センチくらいだな。」
と思って言ってくれる「優しさ」です。でも、意外と「◯センチ」って人によって違います。もちろん定規で計ると正確ですが、試しに、近くにいる人と「◯センチ」をせーの!で指で出してみてください。意外と違ったりします。
さらにデザインによっては、サイドやバックをもう少し切ったり残したりした方がいい場合もあります。
実際にカットしてみると「ん?もう少し」とか「ちょっと短すぎるかなあ?」と思うこともあります。
その時、美容師さんが切り落とした髪の毛を拾って「ほら、◯センチですよ。」と言われても「そうなんだけど・・・」ですよね。
鏡の中でお互い同じ高さの目線で長さを確認して、美容師とイメージを共有するのがいいでしょう。
ここまで出来てやっと「二流」(当たり前)の美容師です。
ちなにに「初めて行った美容室で」と書いたのはある程度常連さんになると、概ね、その人が望んでることがわかるからです。
じゃあ「一流」は・・・
また、明日(^_^)/~