お客様及び関係者各位
先月初旬、一通の「内容証明」が届いた。
「有限会社ハナインターナショナル様。貴社の営業する店舗名「hair Hana」ですが、2010年4月1日、当方の出願した登録商標において、「hair Hana」は当方の所有するものとして登録されているので、速やかに使用料をお支払いください。なお、「ヘアーハナ」「hair ハナ」「ヘアー Hana」「Hana hair」「ハナヘアー」「Hana」も既に登録済みです。」
と記されてあった。新手の詐欺かと思い、特許庁のHPで検索をかけた結果、登録している会社の名前が確かにあった。
逆上って使用料を支払うこと、今後年間契約を結んで使用料を払い続けること。その金額に目を疑った。Hanaが日本中に支店を構える大企業ならまだしもとても払える金額ではない。
お世話になってる弁護士の先生に相談した所、2年前あたりからこういったトラブルが増えているそうで、有名なところで「PPAP」の登録商標事件も記憶に新しく、大企業のみならずその被害は個人経営の店舗にまで増えてるそうだ。
手口としては、目をつけた商品や店舗の登録商標の検索をかけて、登録されてないと出願するというもので、大量登録されているそうで、唯一、回避する方法としては「登録料」が支払われていない場合は却下処分となり、先に登録料を支払い登録してしまえば支払う必要がなくなるそうだ。
「hair Hana」の場合、残念ながら登録料が支払われていた。
長年、みなさんにご利用いただき慣れ親しんだ「hair Hana」だが2017年3月を持って「改名」することになりました。
選択肢として
・全く別の店名にする
・名前に文字を付け加える(「ヘアーハナハナ」とか)
・名前をいじって「読み方」だけ従来通りにする
の3点だったので、ミヨちゃんやミサキくん、3月にご来店くださったお客様に相談しやはり「ヘアーハナ」という呼び名は変えたくないので「名前をいじって読み方を従来通りに」を選びました。
なので、電話受付や、通名としての呼び名は今までどおり「ヘアーハナ」なのですが、店舗のロゴを一部変更しました。
どうせなら、「可愛くて、ちょっと笑顔になる名前」にしたかったので、こんな感じになりました。
「hair Hanya」です。
「Hanya」はインドネシア語で「〜だけ」「ただこれだけ」という意味です。
恵比寿の小さな店で大切な仲間と丁寧な技術、「ただそれだけ」だけど訪れるみなさんを元気にしたい。という思いを込めました。
「ハニャ」もなんだか可愛いでしょ?(笑)
ただ、読み方は今までどおり「ヘアーハナ」です。
これからも末永く「hair Hanya(ヘアーハナ)」をよろしくお願いしますm(_ _)m
・・・・とエイプリルフールネタとしてはこんな感じでいかがでしょうか?
あ、全部、「ウソ」です。ごめんnyaさいm(_ _)m