こんにちは。
最近、お昼にお昼ご飯が食べられないトモです。
先日、あるラーメン屋さんがミシュランの1つ星を取って、元々行列のできる店だったのがさらに加速して今では朝6時半から並んで8時に整理券をもらって、その時点で営業終了になってるそうです。
こうなったら「美味しいラーメンを食べる」と言うよ「850円で食べられるミシュランの1つ星を経験する」人でいっぱいなんでしょうが、元々有名になる前からファンだった常連さんはどうなるんでしょうねえ?
僕もラーメン好きですが、そこまで出来るかというと・・・・
このブログでも時々紹介させてもらってますが、僕の人生の中で「不動のNo.1ラーメン」ってのがあって、もちろん、他でも食べますが、ここはダントツです。
「がんこラーメン」とみんな呼んでますが、正式には
「一条流がんこラーメン総本家」
といいます。
店主の一条安雪(いちじょうやすゆき)さんは、わかりづら〜〜い場所に店を出し、看板も出さず、電話番号も載せず、テレビや雑誌の取材もほとんど受けない人。
さらに、ある程度行列が出来てお店が流行ると、ある日突然、お店を弟子に渡して、自分はまたまた、わかりにくい場所に店を出すという面白い人で、
僕はもう、かれこれ30年近く、この一条さんと追っかけっこをしている。
友人、知人にすすめると
「何ラーメン?」
と必ず聞かれる。
「醤油ラーメン」、「とんこつラーメン」、「魚介系」、「ダブルスープ」とかジャンルがいろいろあるけれど、
「美味しいラーメン」
と言うのが一番しっくりくる。
この一条さんは様々な食材をスープにし「実験的なラーメン」を作る。
時にはそれが「上海蟹」だったり、「牡蠣」であり、「海老」、「金華ハム」、「すっぽん」、「酒粕」、etc・・・
ありとあらゆる食材を使ってスープを作る。
「鯛のお頭と酒粕と牡蠣のスープ」
そして極めつけは
「スープの出来が悪いので今日はお休みです。」
の張り紙を何度も見た。
今はもう極めたのか休んでる日はないが、相変わらず、毎週日曜日はこの実験的なラーメンを作っている。
もう極めたようで、さすがに休んでる日は無い。
すべての命が有限なように、一条さんのラーメンも未来永劫食べられるわけではない。
ちょっと前に「中村勘三郎」さんが亡くなった時
「一度だけでも観とけば良かった」
という声をたくさん聞いた。
ファンだった僕自身も「もっと観とけば良かった」と後悔した。
この人のラーメンは、誰も引き継げない。一条さんの出す味は一条さんにしか出せない。
だからこそ、僕は
「一度、騙されたと思って食べてみて欲しい」
と思う。
ラーメンが嫌いな人なら無理に勧めないが、少しでも「ラーメン好き」と思う人は1度とは言わない「3度」食べてみて欲しい。僕が言ってることがわかってもらえると思う。
お見せは朝10時から午後2時(スープが無くなり次第終了)まで。
月曜日と金曜日が定休日(やってる事のほうが多いけど午後1時までだったりする。
その日のスープや状況は事前にブログでチェックしてね。
名前は「がんこ」でも、それは「味に対して」であって、一条さんは気さくて笑顔がチャーミングなおじさんです。
一条さんに
「Hanaさんで聞いた」と言えば・・・「
お水おかわり自由!」です。なんつって。
【店舗情報】
一条流がんこラーメン総本家定休日 毎週 月曜日・金曜日(ブログ参照のこと) 及びスープの出来の悪い日 ◆火曜日~木曜日 10:30~14:00 ◆土曜日、日曜日、祝日 10:30~14:00 ◎日曜日は週替りスペシャルラーメン (1000円~1200円)
ブログ
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