
「ベジタリアン」という言葉がありますが、日本は戦前まで自国で採れる米を始め農作物を食べて有史以来生活してきた、まさにスタンダードな食生活です。
戦後、アメリカの文化が一気に流れこんできて日本人の生活はガラッと変わります。
ファストフード、ファストファッション、肉、小麦、薬、生活様式そして原発と様々なモノが僕たちの生活に入ってきました。
何千年と慣れていたものがこの何十年でいきなり変わったわけですから、様々な弊害や病気があってもおかしくありません。
昨今では自民党の「集団的自衛権」の行使に対して
「自民党はアメリカに尻尾振ってんじゃねえ!」
という言葉をよく聞きますが、ドーナツや、タコスや、ハンバーガーに夜通し並んで食ってる人も僕から見たらあんまり変わんないように見えるんですけどね。
今日は美容師の立場からその辺を見てみましょう。
先日、「クーリエ・ジャポン」で扱った、フランスの女性誌「マダム・フィガロ」が自国フランスと米国のセレブの装いを比較したところ、米国女性がハマりやすいおしゃれの“落とし穴”のレポが面白かったのでその一部をご紹介します。
U.S.A
マリリン・モンローの遺伝子を受け継ぐ米国女性は、ハイヒールは女らしさを最大限に引き出すツールと確信している。残念。
France
移り気な仏女性はヒールもうまいこと使い分ける。モデルのイネス・ド・ラ・フレサンジュはドレスにぺたんこサンダルを。
U.S.A
巨乳は圧倒的に男ウケがいい、と信じて疑わない米国女性。バストを寄せて上げなければセクシーになれないわけ?
France
一方で、貧乳を気にするどころか、むしろ楽しんでいるのが仏女性。その代表格が、女優で歌手のシャルロット・ゲンズブール。
U.S.A
トレンチコートを着ると刑事コロンボになってしまうのが米国女性。もしくは、雨の日の悲惨な姿を隠すためのものと勘違い。
France
仏女性は実用重視で服を選んだりしない。トレンチは天候に関係なく着ていたいもの。お手本は女優のメラニー・ロラン。
U.S.A
米国女性は、往年のハリウッド女優が忘れられないのかもしれない。エリザベス・テイラーのごとく、1年365日フルメイク。
France
仏女性は目元か口元、どちらかに重点を置く。唇を真紅に彩ったら、アイメイクは控えめに。女優レティシア・カスタが好例。
ノーメイクを隠すのにデカサングラスにマスク。
茶髪も色白で鼻筋が通ってる欧米人がやると「バービーっぽい」んだけど、オークル系(黄色人種)の肌で鼻ぺちゃな日本人がやると、なんとなく安っぽい東南アジアのコールガールみたい。
流行ってる「真っ赤な口紅」もともすればコミカルなイメージに。
安物のファストファッションの服を「使い捨て」のように何着持っていても「安っぽい女」にしか見えず、かと言って、前身ブランド物で揃えると「成金ぽさ」が出てしまう。特にデカデカとブランド名やロゴが全面に出てると最早「歩く広告塔」のよう。
パリジェンヌはシンプルで分相応な服やアクセサリーを上手に着こなす。
「なにを着るか」ではなく「どう着るか」が本当のファッションだと思います。
なんとなく「みんながいいって言ってるからいい」とか「みんなが美味しいって言ってるから美味しい」じゃなくて、ちゃんと「自分がいい」、「自分にいい」ものを選ぶということは、ある程度「訓練」と「経験」が必要です。
「なにを食べるか」、「なにを着るか」は電気やオスプレイとは違い、僕たち、ひとりひとりが「選ぶ」ことができます。
「大きな声(広告)」に流されず、「自分に合う」を選びたいですね。
ちゃんと、僕たち(Hana)がお手伝いしますから。
(掲載元「クーリエ・ジャポン」
http://courrier.jp/news/archives/903?id=breadcrumbs)
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#中西トモミチ
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