先日、60代のお客様がスーパーでタマネギを買おうと選んでいたら、上から「タマネギの皮」がパラパラ落ちてきて選んでる自分の手に降りかかってきたそうです。
振り向いて見上げると、30代くらいの女性がちょうど、その方の肩越しにタマネギの表面の茶色い皮を剥いて落としてたそうです。
「あの、すみません。ここは売り場でゴミ箱じゃないですから、そういうことはなさらない方がいいと思いますよ。」
と注意したら
「はあ?何言ってんのかわっかんね〜よ。バッカじゃない?」
と言われ、怖いのと、気分が悪いのでタマネギも買わずにその店を出たそうです。
(タマネギの皮は高血圧の予防や花粉症にも効くお茶になるのにね〜)
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また、女の子が、自転車に乗っていて、その方はちゃんと「左側通行」していたのに、右側通行で走ってくる女性の自転車と鉢合わせてしまい、ジロッと睨むので
「あの、自転車は左側通行ですよ」
と言ったら、
「うるせーよ、クソ女。頭おかしいんじゃねーの!?」
とキレられたそうです。
最近、「このての人」が増えたような気がします。
対処方法は「関わらない」ことだと思います。
「正しい」と思ってやっている人もいるかも知れません。
「タマネギの皮なんていらないんだから返してるだけよ。」
「ちょっと避けてくれりゃあいいじゃないの。」
でも、たいていは自分が逆の立場ならこういう人は怒りまくるんでしょうねえ。
注意されても決して「ありがとうございました」とは言わないでしょう。
僕が驚いたのはキレたことより、その「言葉遣い」にです。
「うるせーよ、クソ女。頭おかしいんじゃねーの!?」
この言葉だけ聞くと、女性が言ってる台詞に聞こえません。というか、言ってる本人が頭がおかしいようにも思えます。
最近、こういった言葉遣いをする女性が増えたような気がします。
マンガや、アニメの影響だけでは無いと思います。
よく、女性芸人さんが
「角野卓造じゃね〜よっ!」
とか言ったりしてますが、あれは「笑ってもらうため」です。
もちろん、周りを笑わせたいのならいいですが、「頭おかしいんじゃねーの?」と言われて笑ってくれる人はひとりもいないと思います。
言葉は仕草と同じで僕は「ファッション」だと思います。
キレイな言葉遣いが出来る人はキレイに見えます。
可愛い言葉遣いの人は可愛く見えます。
だから、汚い言葉遣いをする人は、当然、汚く見えるのです。
言葉遣いは洋服のようにさっと着替えることが出来ません。
どれだけ装っていても、とっさの時や不測の事態のときに出てしまいます。
シンデレラが舞踏会で踊っていたら、突然ドレスの裾を踏まれたら、ボロボロの作業着が出てきたようなものです。
汚い言葉は、人を不快にします。言われた人も汚い言葉で返して言い合ってる姿を端から見ると「汚物」にしか見えません。
タマネギの皮を落としたり、自転車で右側通行したり、それほど悪気もなく「うっかり」やっちゃうこともあると思います。
そんなときは注意される前に
「あ、ゴメンナサイ」
の一言で「汚い女」にならなくてすむから、その方が美しくいられると思うのです。
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