僕はいつだって幸せに向かって生きています。
半世紀の人生を振り返ると、辛いことや悲しいこともいっぱいあったけど、概ね幸せだったと思います。
そう思えるのは「今」が幸せだからでしょう。
なので、僕の周りにいてくれるみなさんに、そして、今まで関わってくれたみなさんに感謝です。
「脳天気」でいられるのは、とてもいいことだと思います。
外のお天気がどれだか曇っていても、嵐であっても、頭の中は「快晴」☀。最高ですね。
先日、足を怪我した時にISAK(インターナショナル・スクール・オブ・アジア・軽井沢)の代表理事の「小林りん」さんにフランスの哲学者「アラン」の「幸福論」という本をいただきました。
その中に小林りんさんの座右の銘でもある
「悲観は気分に属するが、楽観は意志に属する。」
という一節があります。
詳しくは
93誓うべし
悲観主義は気分に属し、楽観主義は意思に属する。成り行きに任せる人間はみなふさぎこんでいるものだ。
根本的には、上機嫌などいうものは存在しないのだ。しかし、正確にいえば、気分というものはいつでも悪いものであり、あらゆる幸福は意思と抑制とによるものである。
つまり、「悲観的に捉える」とか「悲観的に考える」とか言うけど、それはあらかた「気分」によるもので、嫌なことがあるとすぐに落ち込んだり、怒ったりする人は、意志が弱く、気分に流されやすい人だと言えます。
「お気楽」とか「脳天気」」とか言われる「楽観主義」の人は悩み事が無いとか無神経でいるというわけでなく、強い「意志」でいつも上機嫌でいるように務めている人です。
楽観的にいるということは、ただヘラヘラ笑ってるのではなくて、諦めず、落ち込まず、投げ出さず、「笑顔で未来を受け止める」ことだと僕は思います。
テニスの錦織圭選手のコーチのマイケル・チャンがテレビのインタビューで
「 勝ったときには謙虚さを、負けたときには潔さを」
と話してましたが、正にそうだと思います。
僕は「苦しい時こそ笑顔でいる」ことを心がけています。
もし、自分がなにかで失敗したとき、辛い顔や怒っていると、もう、尽きること無く落ち込んでしまいます。それが、無理矢理でも口角を上げて笑うと、不思議となんだか「また、やっちゃった」的な感覚になって「次」のことを考えるようになります。
だって「取り返しの付かない失敗」なんて、今まで数え切れないほどしてますから。
ケンカしたり、嫌なことを言われても声を出して笑うと、なんだかそのやりとりがギャクのようで滑稽に感じます。
いつも不機嫌な人は、どれだけ威張っていても、強そうにしていても「自分に自信が無い」んだと思います。そんな人は相手が黙ってると不安でしょうがありません。だからつい高圧的な態度に出てしまいます、それは
「僕を不安にさせないでくれよ〜」
の合図なんだと思います。
この本をプレゼントしてくれた小林りんさんは「究極の楽観主義」です。
もちろん、日々、様々な問題を抱えて、悩んだり迷ったりもされてると思います。だけど、彼女の顔を思い出すと、太陽より眩しい「笑顔」と、力強い「笑い声」しか浮かんできません。
誰も作ったことのない、日本で始めてのアジアのリーダーになる子どもたちを育てる学校を1から、いや0から作った原動力はまさに、この楽観主義にあるのかもしれません。
「悲観は気分に属するが、楽観は意志に属する。」
僕もこの言葉を心に刻んで、日々、楽観的に幸せに生きていこうとおもいます。
「幸福論」
著:アラン
訳:白井健三郎
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