携帯（スマホ）とペースメーカー♡

お客様が心不全を起こす直前にわかり手術を受けて「ペースメーカー」を使用することになりました。

　「ペースメーカーとは」

心臓の中で、拍動に必要な電気刺激を作り出したり、刺激の中継をしたりする部分が正常に働かなくなったときに、必要な電気刺激を心筋に伝えて心臓を拍動させる装置。1960年に植え込み型が開発され、現在では国内で毎年約5万人が植え込み手術を受け、推計25万～30万人が利用している。

とされています。

お客様はお医者さんから「なるべく電磁波の強いものに近寄らないように」と説明を受け家の替えたばかりの「IH調理器具」をガスに戻したそうです。

よく、以前は「電車で携帯電を使うとペースメーカーに開く影響を与える」という説を耳にしましたが、最近では
「今の機器は大丈夫」
という説がなんとなく広まって、電車の中は「携帯（スマホ）部屋」みたいになってます。

調べてみると、確かに大丈夫な機器もあるみたいですが、一部の機器はやはり強い電磁波に影響されるようです。
これはペースメーカーだけでなく、記録を取るものもあるようです。

確かに、僕も電車の中で携帯電話を使っている人の側でお年寄りが

「うっ！！うぅぅぅ〜〜〜・・・」

と倒れこんでいる姿を見たことはありません。
実際にも電車とかでそのような事故が起きたという話も聞いたことがありません。

ただ、ペースメーカーを入れている人の立場としては、やはり「不安」だと思います。

自分が座ってる左側の人が普通に携帯やスマホを使っていたり、電話で話してたりすると、やはり、気が気じゃないと思います。

お客様に話を聞くと
「前に電車に乗ると、みんな携帯使ってるから、最初は避けてたけど、どこ行っても使ってるから、怖くて電車に乗れなくなったの。」

と話してくれました。
実際には、ペースメーカーをつけてる人も携帯やスマホは持っています。
「矛盾してんじゃん！」
と思うかもしれませんが、使うときは必ず右手に持って身体から１５ｃｍ話して出るそうです。

携帯やスマホを「使う側」の立場だと
「実際に事故に繋がったことはないから大丈夫ってことをもっと広めて欲しい」
ところですが、それでもやはり付けてる人の不安を払しょくすることはできないように思えます。

せめて、「優先席」の近くでは使用を控えるのが僕は最善の策だと思います。
できれば、各社交通機関に社内に「優先エリア」としてわかりやすく色分けするなどして「そのスペースは安心」としてあげるといいなあ。とか思います。

たまに電車に乗って見渡すと、たいていスマホを使ってる人はゲームしてる人が多く、どちらかと言うと「暇つぶし」で、「大切な連絡」とかしてる人は少ないのではと思います。

多分、その人達も、家族や身近な人がペースメーカーを付けていて、その側で携帯使ってる人がいると、やはり「やめてくれ」と思うはずです。

パブリックの場ではそういった「思いやり」が必要だと僕は思います。

とはいえ、電車の中で大声で電話を取ってるのは意外と年配の人が多かったりするんですけどね〜。

おしまい

恵比寿　美容室　ヘアーハナ
中西トモミチ