もうすっかり秋ですね。
バイクのガレージの入口に蓑虫(ミノムシ)がぶら下がっていました。
ここ何年も見たこと無いと思っていたら
「近年は外来種のヤドリバエによる寄生により生息個体が激減しており、各自治体のレッドリストで絶滅危惧種に選定されるようになってきている。」(Wikipedia)
だったんですね。
子供の頃、見つけては中の幼虫だけ出して、色紙を細かく刻んだ箱の中に入れておくとそれを身に纏ってカラフルなミノムシを作って遊んでましたけどね。
まあ、今の子どもは死んでもやらないでしょうけど。
ネットで検索すれば「結果」がそこにありますが、情報ばかりで「経験」が少ないのが今の子どもの特徴なんでしょうか。
オモチャやタブレットや人間の作った造形物ばかり触れて、「生き物」に触れる機会が無い。
子どもの生活なんてお母さんに支配されてますから、お母さんが「気持ち悪い!」と思うと絶対触らせないんでしょう。
ミノムシはいろんな蓑を纏います。
自然の多いお寺の境内とかだと枯れ枝とかで大きな蓑をまとい、都会だと枯れ葉などで作った小さな蓑になります。
幼い頃から塾や教材、タブレットにゲーム、添加物やインスタント食品。
大人の作った蓑の中で育った子ども達はどんな大人になるんでしょうか?
おしまい