最近の若い世代のカップルは「割り勘」が多いと聞いたことがあります。
逆に「バブル世代」と呼ばれるあの華やかな時代を謳歌した女性は
「女の子がお財布を開く事なんて無かった」
と、遠い思い出に浸ります。
それでも渋谷のクラブに週末出没する女の子は
「その中になにが入るの?ハンカチ?」
と言わせるくらい小さなポシェットだけで遊びに行って、男の子のことを「お財布」と呼んでいるそうです。
「おごる」
とよく言いますが、辞書を引くと
地位・権力・財産・才能などを誇って、思い上がった振る舞いをする。「勝利に―・る」(goo辞書)
とあります。
「食事を御馳走する」とか「他人が支払うべき金額を代わりに払う」のは手段であって「目的」ではありません。
なので、「おごられる側」の人は相手を「おごらせて」あげなくてはいけません。
心の中で「私と一緒に食事できるのよ!ありがたいと思いなさい!」と思っていても感謝の気持ちを表現するのがいいと思います。
それが嫌なら、自分の分を支払ってとっとと帰るのがいいでしょう。
とは言え、立場もいろいろですし、お店や場所によってはスマートさが必要な場合もありますから表現の仕方は側の空気も読まなければいけないので、少しテクニックが必要かも知れませんね。
でも、やはり、人とのコミニケーションは「行って来い」なので、やはり「優しさのキャッチボール」が必要ですね。
「おごる」と言うと悪い意味に取られがちですが、おごり遭えば感謝のキャッチボールなので、いいことかもしれません。
以前に「割り勘」について書きましたが、「もっと一緒にいたい」、「また会いたい」と思う人とは「おごり遭う」のがいいでしょう。
金額の大小にかかわらず「相手が喜んでくれることをする」ことで、いいコミニケーションが取れる様な気がします。
これから、クリスマス、忘年会シーズンです。
先輩、上司、恋人、友達といろんな人とお出かけする機会が増えますが、よいキャッチボールができますように。
おしまい