この夏一鉢150円で買った“日々草”です。
キレイでしょ?
寒くなるとお終いですが、まだまだ頑張って咲いてくれています。
入口脇の“ストレリチア”に、今年も花が咲きました。
切り花だと1本800円くらいします。
これは、Hanaがオープンするとき大屋さんと、ディーラーの大作くんにもらったもので、
どんどん成長してこれから“極楽鳥花”として花が沢山咲くので楽しみです。
テラス脇の“デュランタ”は一度台風で折れて枯れかけましたが、見事に復活しました。
これは、10年前亡くなった僕の母が庭先で大切に育てていたものです。
この小さな薄紫の花が僕は大好きです。
花の種類は数え切れないほど有ります。
花屋の店先に並ぶお花だけでなく、道路脇や路地裏にポツリと咲く花もあれば
高い山の上に咲く花や、遠い外国にしか生息しない花だって有ります。
もしかしたた、誰も足を踏み入れたことのないジャングルに、僕たちがまだ知らない花が咲いているかも知れません。
咲いてる花を見て誰もが思うのは
「キレイ・・・♡」
ってことだと思います。
店先に並ぶと“値段”がつきます。
よく店舗などのオープンのときに送られる“胡蝶蘭”などは軽く万越えしますね。
僕は行きませんが、銀座や六本木のクラブやキャバクラとかの“見栄”の世界だと、
ホステスさんに渡すお花だと「どれだけお金を使ったか」が大切ですから、そんなところに、自宅で丹精を込めて育てたお花を持って行っても鼻で笑われて終わりかも知れません。
そういう人はお花を見てるのではなくて“値札を見てる”だけかもしれません。
でも、ひとりの女性として、好きな人が時間を掛けて育ててくれた大切なお花をくれると、それは“プライスレス”な価値を持ってると思うのはロマンチックすぎるでしょうか?
“キレイな人”ってどうなんでしょう。
どんなキレイな胡蝶蘭でもバラでも枯れてしまえば、道端に咲く名前も知らない花より美しさは劣ります。
要は“キレイに咲く”ってことかもしれません。
そのためには日々のお手入れが大切です。
水をやるのはもちろんですが、花によって水の与え方も違うし、季節によっても違います。
あまりジャブジャブやりすぎると“根腐れ”を起こしたりします。
肥料だって花によって種類も配合も違います。
これは、やたら高い化粧水や美容液をバシャバシャ使っても効果が無いのと似ていますね。
さらに肌質によってはベトついたり、やたら乾燥したりします。
剪定(せんてい)だって大切です。
花は咲きっ放しにしていると、花びらが散ってもどんどん養分を吸い取ります。
枝も伸びすぎるとそこに養分を吸い取られ花が咲かなかったり、全体のバランスが悪くなります。
lこれはヘアカットにも言えますね。
「ロングヘアにしたい!」
と思いついて“ほったらかし”で伸ばしていると、枝毛だらけになって、毛先は先細りになってペラペラで、結局伸ばした分だけカットしなければいけなくなったりします。
“自分に合ったお手入れ方法をする”ってことです。
テレビや雑誌やCMで流行ってたり、芸能人が「いい」って言ってるからと言って必ずしも自分に合ってるとは限りません。
でも、一番の「敵」は“コンプレックス”かもしれません。
「どーせ、私はバラでもなければ胡蝶蘭でもないから、いいのよ、どうせ・・・」
花の美しさは、最終的には“好み”ですから。
“競う”ことができるのは“同じ花”においてだけのことです。
ましてや、人は花よりも個性があって、誰一人、同じ形の人はいませんから。
誰にも比べられないし、誰にも否定されることなどないのですから。
花の善し悪しとかでなく、“値段”やマーケッティングで飛びつく人は、結局後で飽きますから。
さらに、自分で育てようとしませんから、水すら与えてくれません。
大きな花が好きな人もいれば、小さな花が好きな人もいます。
大切なのは、
ちゃんと自分という花を育てていくこと。
僕たちは、そのお手伝いをしています。
「今、これがはやってるから〜♡」
とか
「今、これが売れてるから〜♡」
じゃなくて、一人一人に似合って、その人が表現しやすいデザインやカラーをオススメします。
Hanaはあなたの花を咲かせるお手伝いをする場所です。
「SMAPが歌うとちょっとウソっぽいけど、作者が歌うと説得力がありますね”