先日、ある女の子が“久しぶり”に男の子とデートすることになりました。(ミヨちゃんじゃないよ、あしからず)
相手はまだ恋人とまではいかないけど、ちょっと気になるイケメン男子だったそうです。
食事をして、お酒を飲んで、テンションが上がります。
2軒目とさらに足をススメ、お酒の量も増えていきます。
店を出る頃にはかなり出来上がってたそうです。
それでも、やはり、守るところは守らないと。
彼女は地元の店だったので、残る体力とテンションを振り絞り、タクシーに乗り込む彼に満面の笑みで手を振って別れました。
タクシーが過ぎ去った後、彼女の中のテンションは一気に下がり、
糸の切れたタコのようにフラフラになってしまったそうです。
「(-_-)゜zzz…・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
(;゜〇゜)
気がついたら朝になってました。
洋服は着たまま体育座りで寝てたみたいです。
目に眩しい朝日が差し込みます。
辺りを見渡すと、見慣れたような、見慣れないような風景が。
彼女は銀行の裏の通りで寝落ちしたみたいです。
ふと、慌ててカバンを見ると、カバンの口がぱっくり開いていて、
そこからお財布と携帯が飛び出ていたそうです。
それでも、お財布の中身も携帯も無事だったそうで
「さすが、恵比寿!他の街じゃあこうはいかないなっ!」
と心の中でちょっと嬉しくなったそうです。
そして、ふと、足下に目をやると、
ポカリスエットと、お茶と、お水のペットボトルが計3本、お地蔵様のお供えのようにおいてあったそうです。
「さすが・・・・・恵比寿・・・・・・・。」
優しい町です。