いや〜、「韓国の中の日本」には、やられました〜。
まあ、韓国まで行って日本を味わうなんて、広島に行ってもんじゃ焼きを食べるようなもんですからね〜。
やはり、ここは、「郷に入れば郷に従え」、「朱に交わればシャラシュシュシュ♪」と言うじゃないですか。
なので、せっかく韓国に来たんだから、「韓国料理」を食べましょう。
ガイドはもちろん、ミヨちゃんです。
韓流友だちに教えて貰ったお店を探して行きました。
先ずは、「プロカンジャンケジャン」のお店に。
のっけから、
「なんじゃ?そのめんどくさい名前は?」
となりますが、いわゆる「ワタリガニの醤油漬け」の専門店です。
どうです?美味しそうでしょ?
いや、美味しいっソヨ!
何が美味しいって・・・・味が。
つか、味噌とかほじくり出してご飯の上にのっけて食べるんだけど、
もう、ススム、ススム。
ミヨちゃんなんか、慣れたもので、
甲羅の中にご飯を入れて食べてました。
これが「韓国式」なんだって。
韓国料理のいいところは「副菜」と呼ばれるキムチやらいろんな野菜が「食べ放題」ってとこ。
これは嬉しい!
なので、食卓が盛りだくさん!
豪華でしょ?
このケジャン(蟹料理)のお店は新沙 (シンサ)という街にたくさんあります。
その一角がケジャンの店で出来てます。
なので、競ってる分、味がいいそうです。
お腹いっぱい食べて、ひとり2,000円てのがまた嬉しい。
と、まあ、こういった料理の店はどちらかと言うと観光客や大人向け。
若い人はどこで食べるんでしょうねえ。
今度は学生の多い町に来てみました。
この辺りは大学も多く、ちょっとしたカフェやら、可愛いお店がいっぱいです。
適当に入った店は、学生さんでいっぱいでした。
アヤコは辛いのがダメなので、普通の冷麺。
ミヨちゃんは韓国人なので(自称)辛さの利いた「ビビン麺」
「私の母国です♡」
とやや興奮気味のミヨちゃん、
「なりきる」ためには、同じものを食べなきゃ。
しかし、それが後にミヨちゃんを奈落の底に突き落とすことは、その時は誰もわかりませんでした・・・
面白いのは、韓国の冷麺って"具がない"んですね。
多分、主食だからなんでしょうか。
でも、トモはやはり"具"が欲しいので
"ビビンバ"にしました。
それぞれに"焼肉"がセットになってます。
寿司のように"ゲタ"の上に乗ってます。
けっこうなボリュームです。
そして、焼肉・・・
食って、歩いて、歩いて、食って・・・
タイみたいです。
夕方、明洞で、
「晩ご飯、何食べよっか〜?」
なんて話しになり、
ミヨちゃんが調べてくれて、安くて美味しい焼き肉屋さんに行こうってことになりました。
すると、なんかミヨちゃんの様子がおかしい。
「どしたの?、ミヨちゃん、大丈夫?」
と聞くと、ミヨちゃんは、蚊の鳴くような声で
「ス・・・スイマセン、トイレイッテモ、イイデスカ・・・・」
と聞くので、もちろん、「ダメ」なんて選択肢はありません。
ダメなんて言ったら
「韓国の中心で○○○を漏らす・・・」
平井堅もさすがに主題歌は歌ってくれないでしょう。
なので、
「じゃあ、とりあえず、ホテルに向かおうよ。すこし落ち着いたらホテルの近所で食べようよ。また、そこで調子が悪くなってもすぐ帰れるからその方がいいよ。」
ということになり、明洞にさよならすることになりました。
僕たちの泊まったホテルは「東大門」から電車で10分くらいのローカルな駅で、日本人観光客とかはほとんど歩いていません。
地元臭が強い場所です。
それでも開けてて、そのころにはミヨちゃんのお腹の具合も良くなっていて、
つか、むしろ
「お腹空きました〜〜」
とのたまう始末。
そんなわけで、焼肉を食べにいくことになりました。
そしたら値段にビックリ!
明洞では
150g 11,000ウォン(約770円)グラム単価5.1円
それが、その街の焼き肉屋では
500g14,000ウォン(約980円)グラム単価1.96円
全然安いでしょ〜。
美味しく頂きました。
「灯台もと暗し」とはこのことで、いい街です。
買い物とか興味無い僕としては最高の街です。
最後の日、折角なので、朝だったけど、みんなでその街をウロウロしてみました。
市場とかもあって面白そうでした。
屋台のトッポギやキンパプ(のりまき)はもう食べたので、「食べてないの」を探したら
「ポッサム」(蒸し豚)の店を見つけました。
前の晩、どっちにしようか迷った店です。
なんと朝からやってました。
もちろん、客は僕らだけです。
店主の親父さんは快く招き入れてくれました。
結局、ポッサムとコラーゲンたっぷりの「豚足」を腹一杯食べることになりました。
いやぁ〜〜美味しかった〜〜♡
こういう店に行きたかった〜。
結局、ガイドブックに載ってるお店もいいけど、こうして、地元の人が通うお店もいいのは、日本でも同じですね。
大満足の食べ歩きでした。
ミヨちゃん、ピー♪になってくれて、ありがとう♡