我が家の前は舗装されてません。
治外法権の「スラム街」だからじゃありません。
いわゆる「私道」だからです。
昔ながらの「路地」で、とっても風情があります。
道路脇に名もない花が咲いたりします。
なので、雨の日は「水たまり」ができます。
最近、女子の間で「長靴」が流行ってますね。
僕も子供の頃、よく履きました。
せっかくだから水たまりの中をわざと歩いてみたり、
溝の中に「エイッ!」と入ったら、以外と深くて浸水!
長靴の中に逆に水がたまって
「ガボガボ・・」
いいながら歩いたり。
帰ったら靴下はベチャベチャ、足が白くふやけてたりしてました。
悲しくもいい思い出です。
しかし、時が経つにつれ、道路がどんどん舗装され、水はけも良くなり、「水たまり」をあまりみかけなくなりました。
そういえば、大人になってから長靴を履いたことがありません。
特に、東京みたいに都会だと、雨に濡れるのはせいぜい「駅まで」くらいで、後は地下鉄や乗り物の中や、建物や地下街とかあって、あまり傘すら使わずにいれたりします。
特にオフィスワークだとさすがに長靴で仕事するわけにもいかず、わざわざ替えの靴まで持って行くと逆に面倒だったりします。
それでも「せっかく買ったんだから」と履いてみるも、梅雨時期など、「蒸し暑い」時期ですから、水は入らないけど、「通気性の悪い」長靴は逆に「蒸れて」気持ち悪かったりします。
ぶっちゃけ、仕事帰りにデートで彼と待ち合わせて、彼の部屋に行ってあがろうとした瞬間、
ムレムレに蒸れた靴の中がかなりデンジャラスだったりします。
「それでも履きたい!」
そんな女心、僕は好きです。
そんな長靴には僕の家の前の路地はもってこいです。
ガンガン歩けます。
後、大きな声で言えませんが、水たまりにはいい活用法があります。
当然、こんな路地には野良猫ちゃんがいっぱいいます。
猫ちゃんたちは、ときどき「落とし物」をします。
僕なんか、時折、夜、帰ったとき、知らず知らず「フットスタンプ」してるときがあります。
「ギャッ!!」
と思っても後の祭り。
これがアスファルトだと、子供の頃、公園で「三角ベース」をしたときに足で線を描いたときみたいに「こすりつけながら」落とし物除去をしなければいけませんが、
スニーカーの「溝」とかあると、「完全に」ってわけにはいきませんが、
こんなときは、奥さん、そう、「水たまり」があるじゃないですか!
そこに「チャプチャプ」と端から見るとまるで「待ち合わせ」でリズムを取ってるか、貧乏揺すりにしか見えません。
誰も「靴を洗ってる」なんて思いませんから、堂々と猫ちゃんの落とし物を除去できます。
力強く書きましたが、ちょっと情けないです。
そんなドラマのある朝でした。