「愛してる♡」、「大好きだよ」、「ありがとう」、「カッコイイね」、「カワイイね」
言われて嬉しい言葉はたくさんありますね。
その中でも、僕は一番嬉しいのは「名前を呼ばれる」ことです。
みなさんに「トモさん」と呼んでもらっているので、とても幸せです。
名前は「自分のそのもの」です。
「カッコイイ」や「カワイイ」の誉め言葉はともすれば「お世辞?」とかんぐったり、
「愛してる」や「大好き」もあんまり連発し過ぎると嘘っぽく聞こえてしまいます。
だけど、名前は「お世辞」じゃなくて、「嘘」でもありません。
連発されても嫌な気がしません。
よく「ねえ」とか「おい」とかで済ませることがありますが、
ちょっと淋しい気がしませんか?
「だって、二人きりだったら、目の前にその人しかいないんだから・・」
と思うでしょうが、
突然、
「今度ディズニーランドに行こうか?」
と言われたら
「独り言?」
と思うことってありませんか?
「○○ちゃん、 今度ディズニーランド行こうか?」
と言われたら最初の名前の部分で「あ、自分に話してる」と思って、次の言葉を聞く「姿勢」になりますよね。
Hanaでは「お客さんの名前を呼ぶ」を心がけています。
スーさんも、ミヨちゃんも、そこから始まりました。
カットやパーマの技術が出来なくても誰でもすぐに出来ます。
名前を呼んでいると、自分も名前を覚えて貰えます。
ミヨちゃんも本名は「御代田藍(みよた あい)」と言いますが、もう「ミヨちゃん」です。
以前、ミヨちゃんが、恵比寿を歩いていると、お客さんに会って
「ミヨちゃん!」
って呼ばれるのがすごく嬉しいんです。
って話しを聞きました。
とってもいいことだと僕は思います。
「年上なのに"トモさん"って馴れ馴れしくてなんか言いづらい」
って思ってる人もいるかもしれませんが、どうぞ、「トモさん」って呼んでやって下さい。
僕はとても幸せです。
出来れば女性の方は「トモさん」の後ろに「♡」を付けて
「トモさん♡」
って呼んでみて下さい。
「♡」部分は言葉でないのですが、語尾が上がるので、聞いた方はすぐわかります。
そしたら、ちょっとサービスが大盛りになります。(なんちって)
家族だと、それが「あたりまえ」のようになってしまいがちですが、
「おかあさん、おかわり!」
とか
「おとうさん、いってらっしゃい!」
とか言う「クセ」をつけてみると、だれでも言えるようになります。
苦手な人も、せめて、側にいる大切な人の名前だけでも呼ぶといいかと思います。
そして、言い続けると必ず「いいこと」があります。
「自分も名前を呼んでもらえる」ことと、
「自分の名前を覚えてもらえる」って最高の幸せのお返しが返ってきますよ。