子供の頃から背が高かったので、あまり人を見上げたことがありません。
現在慎重は178cm。
多分、高校生の頃で止まってしまったのかも知れません。
タバコ吸ってたからかなあ?
吸ってないと今頃3mくらいにはなってたのかなあ?
背が高いとなにかと便利です。
満員電車に乗っていても息苦しくない。
人混みに紛れない。
ライブでスタンディングになってもよく見える。
高いところに手が届く。
デニムの裾上げをしなくていい。
等々。
その分、背の低い人の目線が解らないということです。
自分はスイスイ歩けても背の低い人にとっては窮屈だったり、ストレスだったりしますね。
自分にとっては問題なく見える高さでも背の低い人にとってはとても見づらかったりします。
試しに少し中腰になってみると、今まで見ていた待ちの風景がガラリと変わります。
駅で切符ひとつ買うのもなんだか騒々しい感じがします。
人混みの中で待ち合わせをしていても、相手を探すのが一苦労だったりします。
若い頃の僕はそういった自分とは異なる環境の人への「配慮」が欠けていたのかも知れません。
当たり前のように、街中を歩き、
当たり前のように人混みをかき分け、
当たり前のようにつり革につかまったりしてました。
今では、たまに電車に乗ると、重い荷物を持っている人がいたら、網棚に上げてあげて降りる時に降ろしてあげたりします。
人混みを歩く時はなるべく自分が前を歩いて道を作ります。
また、置いてきぼりにならないように、ちゃんと振り向きながら歩いたりします。
僕たち美容師は、お客さんにイスに座って貰って、僕たちは立ってカットしたり、仕上げたりします。
なので「少し上から」デザインを見下ろす形になります。
でも、最終的には、そのデザインを見るのはお客さんなので、必ずチェックはお客さんの目線でします。
背の高い低いだけでなく、
様々な立場での「配慮」って極々当たり前に自然にあるべきだと思います。
そんな僕でもまだまだ配慮に欠けるところだらけです。
だから、せめてKissをする時ぐらいは、女の子のふくらはぎが、つらないように、少し膝を折ってあげようと思いました。
おしまい♡