大好きな恋人に振られたり
大切な人を失ったり
友達と離ればなれになったり
思った通りにならなかったり
不合格になったり
会社がつぶれたり
だまされたり
うまくいかなかったり
裏切られたり
失敗したり
絶望したり
まあ、色々ありますよ。
嫌のことって「今」起こってることで、辛いときはそれが「永遠に続くんじゃないか?」って思っちゃったりしますね。
「もうだめだ。」
「やっぱだめなんだ」
「結局だめなんだ」
まあ、色々思いますよ。
「今まで」のことを全てを否定されたようで、
「なんだったんだよぉ〜〜〜(ToT)」
なんて思ったりしますよ。
それでも、「あした」はやってきますよ。
何事もなかったかのような顔をしてね。
「ちょっと待ってよ〜、まだ気持ちの切り替え出来てないんだから〜」
なんて言っても朝日は僕らの苦労なんか知らずに「いつものように」昇ってきますよ。
雨なんか追い打ちかけるように降ってきたりもしますね。
辛いのはたいてい「今」だったりします。
ミヨちゃんと話してたんですけど、
以前、ある大物(僕はあまり知らなかったんですが)ミュージシャンが自殺して、
その報道を見たファンが
「もう、生きる希望を亡くした!」
と言って、同じ方法で自殺した人がいたってことを聞きました。
10年、いや5年待ってみて下さい。
その時、それほど好きですか?
あの「水嶋ヒロ」くんのことを「神だ」と言って、その名前が会話に出なかった日がなかったくらい大好きだったミヨちゃんが、
その頃は「韓流」のことを「かんりゅう?」と呼んでいたミヨちゃんが、
今や、自分のホームグランドは新大久保で、仕事が終わって残って練習するときのBGMがK-POPだったりしてます。
まあ「それと一緒」と言えば怒られると思いますが、
僕はおおむねそんなもんだと思います。
全てが長い人生の中で咲いた花の「一部分」。
花が枯れれば、また種を植えればいいんですよ。
そりゃあ、あんなに大きくてきれいな花は二度と咲かないかも知れませんが、
小さくて可愛い花もいいもんですよ。
ましてや枯れてしまっては、花どころかなにも無いですからね。
辛い「今」ばかり見ていたい気持ちもわかります。
僕も何度も失ったものの前で呆然と立ち尽くした記憶があります。
それでも明日はくるんですよ。
失ったその時からもう、あしたは始まってて、動き出してるんですね。
今はだめでも、明日こそ、
「あしたは晴れるといいな〜」
そんな言葉が僕たちの背中を押してくれるんですよ。
あしたの話しをしようじゃないか
望めば必ず扉は目の前に現れる。
おしまい
「くすぶって、かっこ悪くても燃え尽きず、火種さえあればまたそこから羽ばたける」