お世話になりました。
よく見てましたよ。「コント55号」。
欽ちゃんがツッコミで二郎さんがボケ。
当時、子供だったので、ボケとツッコミという役割を知らなかった。
「コント」という意味すらもしらなかった。
それでもこの人達は面白いって思ってた。
「野球拳」を流行らせたのもこの人達。
山本リンダも脱いだんだね。
今見るとそれほどセクシーじゃないけど、当時はかなり、ドキドキしてたね。
脱いだ洋服をオークションしてたね。
確か、長い棒にザルをつけて会場の落札した人からお金を貰ってたのが今でも鮮明に覚えているよ。
子供だったので、親とテレビを観てるとき、「お色気シーン」があると気まずくなっちゃうね。
女性タレントさんが負けて服を脱ぐとき、母親が
「んっ!1んん!!(咳き込んで)あんた、そう言や、今日は宿題ないんね?」
「あっ?えっ?ああ。。あっ、算数あったかも知れんね。」
さすがに親の手前、テレビを直視できずに「視野の範囲内」で見ていたなあ。
人間の最大視野角は 水平約 200 度,垂直約 125 度。
人間が普段集中している視野角は46度
ちなみにうさぎは360度。
ああ、よかった。
ボケてる二郎さんをみて、
「この人、いい人なんだろうな〜。」
なんて思ってました。
いつの間にかブラウン管から遠ざかってらっしゃったが、時折刑事ドラマとかで出ているのを見て、ちょっとほっとしたりしてました。
今のお笑い芸人と違うのは「芸がある」ってとこでしょうかねえ。
ともすれば、若手芸人が大物司会者を笑わせたり、その人に受けることを言おうとしてるのがテレビを通して伝わってきて、だんだん見るのが嫌になってきてるけど、
ちゃんと、この人達はテレビの向こうの人に向かって芸をしてましたね。
昨日、坂上二郎さんの訃報を聞いて、
「ああ、お休みになられたんだな〜。」
と思いました。
調べると、コント55号として売れるまでも大変苦労なさった方だと知りました。
あの欽ちゃんすら、スランプや体調不良、野球チームの不祥事で波瀾万丈なのに、もっとご苦労されたんだと思います。
光りが強ければ強いほどその影も色濃いものですからね。
やっと、ゆっくりお休みになられたんですね。
「飛びます!飛びます!」
の芸を出来れば今、辛い日本の飛行機業界のCMでやって欲しかった。
僕らも、なんか明るく飛べるような気がする。
ご冥福をお祈りします。
「
コント55号坂上二郎さん死去」