読みたい本、いや、読むべき本を買ってたんだけど、
家に帰ってからだと、疲れて眠かったり、モンハンやったり、ご飯食べたり、モンハンやったり、撮り溜めたビデオ見たり、モンハンやったり、モンハンやったり・・・・
で、なかなか読めなかったのだが、意を決して、読むことにしたら・・・・・・本がない!!ない!ない!ないぃ〜〜〜〜!!!
探してるついでに掃除も出来たので一石二鳥。
でも、なかなか出てこなかった。
結局リビングのソファーの下にあった。
どうやって潜り込んだのか?
すると、ソファーの下から、カフスや以前買った「メグリズム」とかも出てきた。
アメ〜〜ジング!
我が家は布団なのでベッドはないが、ベッドやソファの下はタイムカプセルだったりするね。
そして、“お宝”の隠し場所だったりもする。
子供の頃、トモミチ少年はご多分に漏れず思春期を迎え、そして“エロ”に目覚める。
今みたいに、コンビニとかでエッチな本とかが簡単に手に入る時代では無かったので、中学生が本屋でエロ本をレジに差し出すと、必ずと言っていいほど本屋のオヤジに怒られた。
昔は大人もちゃんとよその子供を怒ってたからね。
「これは、子供が読む本じゃないじゃろ?」
と一蹴されて、チャンチャン。
しょうがないから、悪友達と明け方集合して、親には
「ジョギングしてくる!」
と伝え、お金を出し合って“エロ本の自動販売機”で本をゲット!
もっと小さな頃なら、山に作った“秘密基地”に拾ってきたエロ本を隠したモノだが、雨が降る度その“お宝”はグショグショに濡れてしまい、見るに堪えないシワシワになり、そして乾くとペリペリになってしまう。
そのシワシワとペリペリのころ、本のインクの臭いを覚えた。
さすがにちょっと知恵もつき、秘密基地ごっこにも飽きたので、“メンバー”が持ち回りで家に持って帰る“掟”が出来た。
それぞれが学習机の一番下の鍵が掛けられる引き出しにしまったり、本棚の裏に隠したり、いろいろ無い知恵を絞って考えた。
でも、大半、“ベッドの下派”が多かった。
大人になってマイノリティの道をひた走るトモミチ少年だが、その頃はまだポピュラーな男の子だった。
日々の“ジョギング効果”で最初は1冊だった“お宝”がいつのまにか5〜6冊と増えて、なんかコレクションみたいでちょっと嬉しさを感じていたある日、
「あんたは、ちっとは部屋、掃除しんさいや!!」
と自分の部屋だけ竜巻でもあったのではと思えるくらい、とっちらかった部屋を見かねて母親が言った。
「うるさいのぉ〜、わぁ〜〜っとるよ!やるよ、やるけん、放っといてくれや!」
と言い返すもいっこうに掃除する気配無し。
ある日、学校から帰ってスイミングクラブに行って家に帰った。
「ただいま〜〜。」
荷物を置きに部屋に直行。
ん?
いつもと部屋の様子が違う。こ・・・これは?もしかして、誰かが盗聴器を仕掛けて・・・・
というスパイ映画のような微妙な空気を読むまでもなく、“竜巻の後”の部屋がきれいに片付いている。
「ちゃんと、掃除しんさいよ〜〜〜〜!」
と台所から母の声が聞こえる。
「うるさいのぉ〜〜・・・・」
とつぶやくも、やはりキレイに片付いた部屋は気持ちがいい。
なんだか空気までキレイになったような気がする。
荷物を置いて、部屋着に着替えて
「うぅ〜〜〜ん!!」
とベッドに寝転がる。
うん、気持ちいい。
やっぱり、掃除は・・・・・・・・・・・・・してもらうもんだ。
と、懲りてない。
シーツも替えてくれている。
うん、気持ちがいい・・・・・・・・・・・・・・・
(;゜〇゜)!!!!!
“あること”を思い出した。
頭の中でドラムの音が乱打されている。
ドコドコドコドコ・・・・・・・・・・・・・・・ジャン!!
急いで起きて“ベッドの下”を除く。
『あった!ヽ(^。^)丿!あったよ!あったよぉ〜〜〜かあさん!(には言えない)』
ベッドの下に隠した“お宝”はちゃ〜んと、そこにあった。
ホットした。
原始人がティラノザウルスに見つかりそうになってやりすごせたくらい、ホッとした。
改めてベッドに寝転がる。
うん、気持ちがいい・・・・・・・・・・・・・・・
(;゜〇゜)!!!!!
跳ね起きてベッドの下をもう一度見る。
そこには“お宝(エロ本)”が、キレイに重ねてあった。
「ごはんできたよぉ〜〜〜〜〜!!」
台所から母が呼んでいる。
部屋を出たくなかった・・・・。
おしまい。
【あとがき】
男の子を持つお母さんたちへ
子供の“お宝”を見つけてしまったら、そっとしておいてあげましょう。
ただし、あまりにもアブノーマルな場合は遠回しに注意してあげましょう。
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