「海が見たいの」
雲一つ無い空が彼女にそう言わせた。
ちょっと早い春の風の中に潮の香りを感じたんだ。
南の空から降り注ぐ太陽の光はまるで心地よいシャワーのように降り注ぐ。
車を停めて手をつなぎ、立ち並ぶ木々の間を抜ける
そこには柔らかなキャメル色の砂浜の絨毯。
その先には水平線まで続くさざ波。
水辺線で混じり合いその青は空まで続く。
海の向こう岸にあるエアポートからまるで飛び立つ渡り鳥のようにジェットが飛び立つ。
「私、泳げないけど海が好きなの」
振り向いて微笑んだ彼女の髪が亜麻色に光る
僕の持ってきたペットボトルはもう空っぽ・・・・
そんな僕の妄想をかき立ててくれるこの砂浜は東京都内からわずか30分足らずのところにある。
城南島海浜公園。
キャンプやバーベキューもでき、おまけに潮干狩りもできる。
都内にいて「ちょっと海が見たい」センチメンタルな気分なときにオススメです。
羽田空港から飛び立つ飛行機の姿は圧巻。
今、時計が12:30をまわった。雨もあがっていい天気。
あなたも妄想をしに行ってみれば?
【スポット紹介】
城南島海浜公園
http://www.tokyobaypark.net/jonanjima_seaside/index.html