幸せでいたい
いつもいつも
幸せでいたい
たとえどんな辛いことや
心が締め付けられるほど悲しいことがあったとしても
それでも幸せを感じていたい
うん、幸せでいよう
そう自分に誓うことにする
辛いときも
悲しいときも
幸せでいよう
「生まれてきてよかった」
「生きてきてよかった」
と、今は会えないあなたに約束しよう。
幸せでいよう
いつもいつも
いつまでも・・・・
7年前の今日の空の青さをボクは忘れない、
とてもキレイな青空でした。
見上げると雲一つなくて
ずっと見てると
どこまでもどこまでも続いてるようでした。
「子供の頃のボクと母」
女手一つで僕を育ててくれた母と前日に永遠のお別れをしたのに、
多分、人生の中で、いちばん悲しくって、いちばん淋しくって
本当は泣き崩れて部屋から一歩も出たくなかったのに
でも、仕事があったから、バイクに乗ってお店に向かいました。
ちょうど旧山手通りの246を越えて僕の店に続いている代官山の通り。
ここは道幅が広く、東南に向いているので
恵比寿、目黒方面は、朝日を浴びながら走ることが出来る気持ちいい通りです。
ふと見上げた空がとてもキレイでした。
悲しみの一番深いところにいるのに幸せを感じました。
僕は母になにもしてあげられませんでした。
僕が美容師になったのも、母に経済的な負担をかけたくなかったからです
でも、僕はなにもしてあげられませんでした。
これからなのに、これからなのに、って
どんなにお金持ちになっても、どんなに偉くなっても、
親が死んでしまうと親孝行はできません。
でも、この時、
せめて僕が幸せでいて「生まれてきてよかった」、「生きてきてよかった」と母に伝えることが、せめてもの親孝行のような気がしました。
だから僕は、これからも、どんなことがあっても幸せですよ。
ほんの小さくてささやかな幸せも
通り過ぎてしまいそうな幸せも
ひとつ残らず幸せを感じていますよ。
2月16日(月)、17日(火)、お休みをいただいて広島の空の下に眠ってる母に、今の僕の幸せを伝えに行ってきます。
なので、Hanaもお休みです。
ごめんなさい。
最後に、母が亡くなったときも、ハナが死んだときも、いつもどおりにいてくれた
お客さんや、友達、そして、みなさんがいたからこそ、
僕は悲しみの池の縁に腰掛けず、笑顔を取り戻すことが出来ました。
本当にありがとうございました。
この気持ちも一緒に広島に持っていきます。
「子供の頃のハナと母」