ハナは今15歳です。人間で言うと90歳のおばあちゃんです。
来年の2月で16歳になる予定です。
気が強く決して人になつかない可愛い気の無い犬ですが、僕にとってはかけがえのないパートナーです。
店に来てくれる人が上から触ろうとすると
「ウニャニャニャニャァッ!」
と牙をむいたりしますが、ジャンプ力もなく、歯もないのでへたれです。
それでも掴んで抱っこすると急に大人しくなりお客さんの腕の中でウトウトしたりもします。
昔ほど歩かなくなりました。
それでも自分で外にトコトコでかけて「シャァ〜〜ッ!」とやってきます。
夜、部屋で寝てるときのハナはグータラおやじみたいです。
「プスゥ〜!プスゥ〜!」とイビキをかき、たまにオナラもします。
可愛いヤツです。
このまま時間が止まってくれたらといつも思ってます。
しかし、ハナの命の時計が遅くなりました。
急にです。
朝、雨の中をバイクで40分かけて川崎の病院に連れて行きました。
特に病気というわけでもなく、ただ体温が下がっている。
食欲もない、起き上がれない。
先生は「今できることは身体を温めてやる、そしてスポイトでいいからお水やご飯を食べさせること」
と言います。
お客さんから手が空いたときはハナを暖めてやってます。
これを読んでくれてる人の中にもハナとの思い出がある人もいると思います。
お客さんとしてじゃなくていいです。
ハナに会ってやって下さい。
お願いします。