僕が初めてファーストフードに出会ったのが小学校の高学年の頃で、
その頃僕は広島に住んでいて、スイミングクラブに通っていました。
プールは広島市民球場の裏にあって、「都会のど真ん中」でした。
当時プールが終わって友達同士で近くの酒屋に寄ってコーラを飲むのが僕たちの日課でした。
そしたらその酒屋の前に「ケンタッキーフライドチキン」が出来ました。
当然子供ですからお金がありません。
チキンなど、夢のまた夢。
僕たちが手を伸ばしたが「フライドポテト」。
「なっ!なんじゃこりゃぁあああああっ!」
と松田優作張りの勢いでそのおいしさに感動しました。こんな美味いものが世の中にあったのかと。
なにかの本で読んだのですが、フライドポテトに振ってある岩塩が口の中で弾けてその時アドレナリンが分泌され幸福感を味わえるため「幸せ」→「美味しい」となり、常用してしまうそうです。
当然、自国も家庭から料理を奪い、ジャンクフードの原点であるTVディナーを計算的に作ったアメリカビジネスですから、まんまと僕も罠にはまりました。
今でも身体によくないことはわかっていても、食べたくなります。子供が「食べたいもの」ばかり食べさせたり、忙しいからといってファーストフードを食べさせてると、僕みたいな子供になるので気をつけましょうね。
さすがにこの年になるとバカじゃないのでコンビニやファーストフードになるべく足を向けないようにしています。
先日、日本に「再上陸」した「バーガーキング」の招待券をもらったので行ってきました。
昔は西武鉄道グループが出資で失敗し、今回はロッテが共同出資でロッテリアの業態転換として始めるそうです。
ここの売りは、直火で焼き上げた大型ビーフパティ、レタス、トマト、マヨネーズなどをサンドした「とてつもなく大きい」という意味のハンバーガー「WHOPPER(ワッパー)」。
直径13センチもあります。
どう違うって?
ここ4〜5年、ハンバーガーを食べてない僕には解りませんが、「大きい」と思いました。
結局、普通に食べるとワッパー、ポテト、ドリンクで千円なので、「バランスのとれたランチでいいのでは?」と思ったのは僕だけでしょうか?
夜の10時までやってるけど、ディナーにバーガーはどうだか・・・。
それでも勢い余ってフライドポテトも注文した僕は「バカキング」です。
おしまい
追伸、スズメがきたのでちょっとお裾分け。