僕の使ってるハサミです。
かれこれ20年くらいのつき合いになります。
最初は7インチ(約18cm)あったのに今では16cmになっています。
ハサミも歳を取ると小さく・・・なりません。
研ぎに出してるうちに短くなりました。
ハサミの切れ味はデザインに大きく影響します。
切れないハサミだとカットした断面がバサバサになり、髪の毛が傷んでしまったり、仕上がりが落ち着きません。
料理の時の包丁と同じです。
切れ味の目安はテッシュを一枚にして霧吹きで濡らして挟みます。
切れ味がいいハサミだと音も立てずに二つに分かれます。
切れ味が悪いとハサミに紙がついていきます。
見てみたい人は言ってくださいね。
それだけに大切なモノで、昔は同期の友達が先輩のハサミを誤って床に落としてしまい、蹴りを入れられていました。
僕は蹴ったりしませんが、その気持ちを十分解ります。
このハサミと共に僕も成長しました。
多分最初の頃は、
「おいおい、手が震えてんじゃん。大丈夫かよ?おい、そこ切っていいのか?あ〜あ、だから言ってんじゃんか、おいおい!自分の指切ってどうすんだよ!あぁ〜〜あ(×_×)」
とハサミに思われていたのかもしれません。
いい道具はいい仕事に答えてくれます。
今では僕の手の一部のように動いてくれます。
文字通り真剣勝負です。
これからも僕を支え、たくさんの女性をキレイにしてくれます。
よろしくな。