寒いですね〜。
誰だよ?東京が沖縄になるって言った奴は?寒いじゃねえかっ!
冬は夏のようにシャンプーして「そのまま」ってわけにいきませんね。なんたって、風邪をひいちゃいますから。
タオルドライをしっかりして、ドライヤーをかける。
今回は「意外とみんな知らなかった、間違いだらけのブローテクニック」についてお話しします。
これは美容師も8割、もしかしたら9割の人が間違ってることがおおいので、要チェックです。
多くの人が、「経験あり!」って言うの が、ブローの時に「髪の毛を引っ張られる」ってこと。
ロングの人なんかまさに頭が「振り子」状態。でも、お互いニコニコしてたりして・・。
じゃあ、なんで引っ張るんだろう?担当者の人に直接聞いてみよう。たいていこう答える。
「引っ張った方がキレイに伸びる」って・・。
昔、お母さんたちがカーラーで巻いて仕上げていた時代。しっかり「引っ張って」巻くとクルクルクルっ!てしっかりカールが付いた。
そのなごりでブローも引っ張ればいいと信じて、それを教え込まれた人がさらに後輩へと受け継いでいく。まさに「悪循環」である。
髪の毛はバネのように伸縮する。それは「キューティクル」と呼ばれる鱗状の表皮が伸縮するからである。
ブローをするとそのキューティクルがきれいに整って光を反射するので「ツヤ」が出るんです。
だけど引っ張るとバネが伸びるようにキューティクルも伸びる。そこに熱いドライヤーの熱をガンガンかけると当然髪の毛は痛みます。
さらに、子供の頃に髪の毛を一本抜いて爪で「ビヨォ〜ン!」って引っ張ると「チリチリチリッ!」って縮れましたよね。
あれと同じで髪の毛を引っ張りすぎるとその軽い番がおきる。そして続けていると当然縮れる。
縮れるとツヤもなくなる。それが「ブローが痛む」原因のほとんどなんです!!
さらに、 引っ張ると、顔周りの柔らかいラインが出せない。
ちなみにこれはパーマでも同じ。
引っ張って得なことは何一つ無いんですね。
******** HANA NEWSより *******
もっともっと間違いはいっぱいあるけど、この「引っ張る」っていうのはブローだけじゃなくパーマや、はたまたカットに至るまで「間違って」やってる美容師さんはたくさんいます。
うわべだけのカッコよさだけじゃなくプロとして技術や知識も磨いていくのも大切ですね。
おしまい