Hanaに初めて訪れてくれた女の子は、職場がHanaの近くにあって、何度も「行ってみたい」と思ってくれてたそうです。
彼女がたまたま、このブログを読んでくれて
「こんな人がやってるんだ〜。面白そう♡」
と思ってくれて予約を入れてくれました。おお、このブログもけっこう役に立ってんだね〜(笑)
初めて来てくれた人には「カウンセリング」を受けてもらいます。
「好きな男性のタイプは?」
「行ってみたいデートスポットは?」
といきなりパンチを食らいそうな質問は一切しないよ。(もうちょっと慣れてからね)
当然、最初は
「どうしましょ?」
から始まって、大抵の人が自分の予約したメニューと、「なんとなく自分で決めてきた」デザインやカラーを話してくれるね。例えばこんな感じ
「伸ばしたいから毛先は2センチくらい切ってもらって、前髪は作ってみようかな〜って思ってて、カラーはちょっと明るめで、でもあんまり赤くならない方がいいです。」
驚いたのはこの説明で
「はい、わかりました!」
と施術を始める美容師さんが多いってこと。
これじゃあ、病院でお医者さんが「どうしました?」と聞いて、患者さんが
「風邪引いたみたいなので、風邪薬ください」
って言われて
「はい、わかりました!」
って風邪薬を処方するようなもの。「風邪じゃなかったらどうすんの?」でしょ?
「毛先2センチ」っても、その人がイメージする2センチと実際の2センチは違うかもしれないし、毛先のラインも真っ直ぐなのか、ラウンドした丸いラインなのかで印象は変わるし、
「前髪」だって、パッツンもあれば、横に流す感じなのもあれば、毛先を軽くしたり、ラインだっていろいろあって全体との組み合わせは無限にあるから、それだけで始めるのはプロとしてあまりに無謀だよね。
他にも、持ってるワードローブや好きな色、ライフスタイルに至るまで(もちろん、言いたくないことはスルーで)いろいろ質問した上で、
その人の似合う色、デザイン、髪質は手入れ方法などアドバイスした上で、改めてデザインを決めるのさ。
彼女曰く
「美容室ってなんか、疲れるんですよね〜。いろいろと」
そりゃそうだよね。プロでもないのに、デザインやカラーを相手に言葉で伝えるなんて、メチャメチャ難しいもんね。
ましてや、何センチ切るとか、技術のことまでとなると、ほぼ無理。
結局「美容室ジプシー」になっちゃうんだよね。
どれだけ忙しかろうが、安売りしてようが、ここをちゃんとやらずに「GoodDesign」が出来るはずないよね。
中には
「いろいろ話すのも、聞かれるのもイヤっ!言ったとおりにやってくれりゃいいのよ」
っていう人もいるかもしれないけど、どうか、僕たちにもデザインを考えるお手伝いをさせてくださいよ。
「〇〇さんはがこんなイメージにしたいなら、こんなデザインはどうですか?」
といろいろお話するけど、最終的に決める(選ぶ)のはあなた自身なんだからね。
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