最近、美容業界では「アウトバストリートメント」が定着しつつあります。
「アウトバストリートメントとはなんぞや?」
と思う方もいるので、説明すると、読んで字の如し
「風呂あがりにやるトリートメント」
のこと。
要するに「流さなくて良いタイプのトリートメント」のことですね。
実はこれ、最近出たばかりではなく、古くは20年くらい前に資生堂から「キューティクルコート」という名前で売りだされていました。
「傷んだキューティクルを修復する」という触れ込みで瞬く間にトップセールスに駆け上がり、瞬く間に消えて行きました。
あれこそ「元祖シリコン商品」の走りで、要するに髪の毛の表面にシリコンの膜を張ってあたかも髪の毛がツルツルに再生されたかのように見せる方法です。
しかし、使っていくにつれ、シリコンのサラサラが人工的な感じなのと、逆にベトベトしてくるという感じで段々使う人も少なくなっていったのではないかと思います。
余談ですが、最近のT◯BAKIやケラ◯ターゼ、ロキ◯タン、パ◯テーンなどの大手メーカーがシャンプーに混ぜて爆発的に売れたのは言うまでもありません。
話は戻してアウトバストリートメントを使う人が増えたのは、やはり、カラーでダメージを負ってる人や、ドライヤーやアイロンの熱から髪の毛を守りたいという人が増えたことと、髪の毛も「健康志向」で昔の「ギャル」と呼ばれる「ガングロ茶髪」はもう渋谷でも見かけなくなり、「美肌艶髪」の健康的でキレイな女性像が望まれるようになったからかもしれません。
アウトバストリートメントは大きく分けて2種類あります。
「オイル系」と「薬品系」です。
「オイル系」はホホバオイル、亜麻仁油、オレガンオイル等のオイルを主体に作られたもので、
「薬品系」(この言い方はあまり好きじゃないね)は先程のシリコンや、ヒアルロン酸、羊毛ケラチン、シソエキス等、様々な効能を持った薬品を主体に作られたもの。
「オイル系」はよく「自然派」とか言われて安全なイメージも有りますが、市販のシャンプーやスタイリング剤に使われている「石油」も「天然素材」ですからね。
例えば、最近、よく耳にする「モロ◯カンオイル」などは亜麻仁油とオレガンオイルでアレルギー肌でも安全とは思うけど、元々髪の毛はアレルギーとは関係ないのでそのオイルの持つアドバンテージはあまり活かせられないと思います。逆にオイルは「酸化」する性質があるので、それによって地肌を痛めたり臭いの元になる可能性のほうが不安です。
アウトバストリートメントは髪の毛だけに使うもの、頭皮もケアしてくれるもの、髪の毛の広がりを抑えてくれるもの、髪の毛にハリ・コシを出してボリュームを出してくれるもの、パーマを復活させてくれるものと、種類や効能は様々なので、雑誌やネットで「売れ筋商品」と書いてあるからといって全ての人に「合う」とは限りませんので、美容師さんと相談して「自分に合ったアウトバストリートメント」を選ぶのがいいと思います。
Hanaでは、
・頭皮や髪の毛にミネラルを補給して育毛効果を高めサラサラにしてくれるタイプ
・シャンプーの時にも使え、アウトバストリートメントとしても使え、ドライヤーを掛けた後でも使える3WAYタイプ
・使うごとにキューティクルを補修してサラサラにしてくれるタイプ
・根本のボリュームをつけてふんわり仕上げてくれるタイプ
・伸びたパーマを蘇らせるタイプ
等、他にも細かく使い分けてもらえるアフターバストリートメントを用意してあります。
本当は、ひとつひとつ紹介したいんだけど、ちゃんとプロの目で観て、また、ひとりひとりの髪の毛の悩みを聞いてからご紹介したいので、気になる方は是非、Hanaまで足をお運びくださいね。(ちゃっかり宣伝しちゃうけど)
もちろん、「使わなくてもいい人」もいるから、なんでもかんでも買っちゃダメだよ〜。
僕のお気に入りのアウトバストリートメントは
「コーヒー牛乳」かな?
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