「斧」です。
柔らかそうなクッションの上に置いてあるとなんだか怖いですね。
斧のイメージは、「硬い」、「強い」、「重い」、「怖い」。
クッションのイメージは「柔らかい」、「優しい」、「軽い」、「可愛い」。
まったく逆です。
この「コントラスト」が斧の怖さを引き立てています。
斧だけだと
こんな感じです。
乾燥肌のオークル系の肌で、ヤセ型で、顔の輪郭がハッキリしている人はマニッシュ(ボーイッシュ)なイメージです。
人は「ないものねだり」をするので、こういう人は「可愛くなりたい♡」と心ひそかに思います。
だから、ピンクのフリフリの可愛いワンピースを着たり、髪の毛もパーマやこてでクルクルにしたりします。
そうすると、先ほどのクッションと同じで、可愛く見えるのは自分ではなく洋服やヘアスタイルになってしまい、自分はさらに「男前」になってしまい、メイクまでシルバーのラメとかいれると、ともすればニューハーフやオネエ系に見えてしまいます。
これがファッションのコントラストです。
僕の大好きななモデルのイネス(Inès de la Fressange)です。
1980年台のファッションシーンで活躍されたスーパーモデルです。
彼女はシャープな顔つきでマニッシュなファッションがとても似合うモデルさんです。
左の写真は、顔周りにシャープなラインが入っていて、スッキリとしたデザインなので彼女の顔に馴染んでいて、女性らしく、可愛らしさを感じます。
右側の写真は、前髪がカールしていて、パーマもきつめのちいさめのウェーブで彼女の顔をよりシャープに見せて、男性っぽさを通り越しておばちゃんぽく見えてしまいます。
多くの人は「自分が好きなファッション」を選んでしまいがちですが、「好きなファッション」=「似合うもの」とは限りません。
自分が望んでいるイメージとはかけ離れた逆効果になってしまうこともあります。
もし、迷ったり、悩んだりした時は、遠慮なく僕たちのアドバイスも利用してくださいね。#恵比寿 #美容室 #美容院 #ヘアーハナ
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