夏だ!太陽だ!海だ!
よぉ〜〜し!ドボォ〜〜ン!!
って、ちょっと待ったぁ〜〜〜!!!
海に入る前に、あれ、持ってますか?
髪の毛は弱酸性。海の水は「アルカリ性」。それもけっこう強い。例えて言うと強いパーマ液と同じくらいのPH値。
キューティクル開きまくりです。なので、
パーマ→取れます。
カラー→色落ちします。
髪の毛の栄養分→流れ出ます。
さらに、さんさんと降り注ぐ太陽の光。そう、紫外線。
ダブルパンチで髪の毛はもうグロッキー状態。
「大丈夫。家からお気に入りのシャンプーとトリートメント、持って来たも〜〜ん!♡」
残念!(TOT)
通常のケアならそれでもいいけど、アルカリ性に傾いてキューティクルが開いてる髪の毛にはそれだけじゃあダメなのですよ。
要するに「弱酸性に戻す」のがポイントです。
そんなときに役立つのがこれ!
「クエン酸」です。
クエン酸というと、お掃除とか、夏のしそジュースとかのイメージですが、実は「髪の毛にもいい」んです!
よく、「石鹸シャンプー」を使ってる人がいますね。石鹸シャンプーはアトピーとか肌の弱い人にはとてもいいシャンプーなんですが、唯一難点が、アルカリ性なので「髪の毛がギシギシになってしまう」ということです。
あれ?これは何かに似てますね。
そう、先ほど話した海で泳いだ後と同じなんです。
どちらも髪の毛がアルカリ性に傾くと髪の毛がギシギシしてしまいます。
そんなときに「クエン酸リンス」を使います。
クエン酸リンスには、髪の毛の表面を覆うキューティクルを引き締める効果があります。
キューティクルは濡れると開いてしまう性質をもっています。さらに海水はそれ以上に開いてしまいます。
開いたままでは、先ほどもお話した通り、髪の毛の内部の水分や栄養が流れ出てしまうのです。
「クエン酸リンス」を使うと、シャンプーで開いてしまったキューティクルをキュッっと引き締めることが出来ます。
「クエン酸リンスの作り方」
容器 500mlとして
クエン酸 大さじ3杯
水 500ml
(しっとり感を出したい人はグリセリン 小さじ1杯(以下)入れ過ぎると髪の毛が硬くなります)
「使い方」
上記のものが(原液)なので、これを直接使うのではなく、洗面器半分くらいの水、またはお湯にこの原液を大さじ3杯程度混ぜて、髪の毛を浸します。(頭皮につけてもOKです。つか、つけた方がいいです)
1〜2分放置して流します。
普段でもキューティクルが引き締まるので、くせ毛の人などははストレートパーマしたみたいにサラサラになります。
海に行かなくても日差しや汗で髪の毛がアルカリに傾きやすい夏はお家でも使うといいですね。
(注)トリートメントをする場合はクエン酸リンスの「前」にトリートメントしてくださいね。
後、クエン酸は、飲むと疲れがとれて、疲れ目は思いっきり薄めてそれで目を洗うと、ウソのように目が楽になり、さらに「結膜炎」とかも2〜3日であっという間に治ります。(個人差が有ります)
amazonとかで500gで600円くらいで売ってます。
飲んでよし、掃除に使ってよし、リンスしてよし、
万能クエン酸は夏の見方です。
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#中西トモミチ