これがゲームの中だけで終わればいいのですが、人生や生活の中でその傾向が出ている人も多くいます。
「どれを選んでいいかわからない」人が多いのです。
彼ら(彼女ら)は「正解」を求めます。
より強いアイテム(職業、結婚相手、道具)を求めます。
ちょっと試してみて思ったほど良い結果が出ないと「自分に合わないから」と変えたりします。
そして、一番のバロメーターは「周りの評価」です。
「みんなといっしょ」や「みんなやってる」が大好物です。
「口コミ」や「レビュー」を気にします。
食ってもないのに「あそこは不味い!」とか言います。
逆に「あそこは評価高いし、材料にこだわってるし、シェフがどこそこ出身だから美味しい!」とか言います。
実際に食って不味くても良さがわからない自分が怖くて「なんかオシャレぇ〜」と最早味ではない評価をします。
ドラマとか「視聴率」が悪いと見てもないのに「あれはダメ」といいます。
僕なんか、メチャメチャ面白くて涙流して感動したドラマでもネットでは「視聴率が伸びず大コケ!」とか書いてあったりします。
「彼氏にしたい人気の職業」とか、数年前まで「外資系」とかだったのが、最近は「公務員」とかだったりします。
さらに、数年前は「なりたい職業」の上位に「キャバクラ」とかありましたね。
でも、数年経てばまた変わってたりします。
選んだ相手の職業が下火になって運悪くリストラに遭ったり(人気の職業は必ずありますね)、歳をとってキャバ嬢のピークを過ぎたり、もっと若い子が入ってきてお客さんを取られたりしたらどうすんでしょうねえ?
コインもゲームなら裏と表しかありませんが、いろんな角度で見ると「横」とか「斜め」とかいろいろあります。
「ちょっと斜めから見た角度が好き」とか、人それぞれでいいと思います。
僕は選ぶ基準に「好き」があります。これが僕の「正解」です。
他人や周りがどうであれ、僕が好きならばそれが正解です。(もちろん他人に勧めるときは、その人に合ったものを勧めますが)
「格差社会」と呼ばれてますが、勝っているのは「一部の少数」の人です。
むしろ、ほんとうの意味での「正解」を求めるなら、みんなと逆の方に賭けたほうがいいのかも知れませんね。
でも、どれだけ多くの人が「こっちの方がいい」と言っても「わたしはこれ」でいいんじゃないでしょうか?人生には「攻略本」や「正解」はないのですから、
開いた宝箱からモンスターが出たら戦えばいいんですよ。勝てば「経験値」がもらえるんだから。
最後に「幸せ」かどうかを決めるのは誰でもない「自分」ですからね。
おしまい
#恵比寿 #美容室 #ヘアーハナ
#中西トモミチ