先日、Hanaに初めてのお客様が、お出かけ帰りにネットで「シャンプーの気持いい美容室」で検索して来てくれました。
(多分、この記事かな?「日本一気持ちいいシャンプー」
http://hairhana.exblog.jp/19357018)
メニューは「カット」でオーダーは「ポニーテールの出来る長さ」でした。
「せっかくですから自分に似合うヘアデザインにしませんか?」
というところからカウンセリングを始めました。
「似合うヘアデザイン」を作るためには、その人に「どんなデザインが似合うか」を考えます。
「どんなデザインが似合うか」を知るためには「その人」を知らなければいけません。
なので全ては「自分分析」から始まります。
「誰よりも知ってるようで知らない」のが「自分」だったりします。
自分以外の人になら「これが似合うよ」、「こうした方がいいんじゃない?」と気軽に言えるのですが、こと「自分」のことになると「・・・・?」になるのほ僕だって同じです。
まじまじと自分を鏡や写真で見ることはよほどのナルシスト出ない限りありませんからね。
そのお客様は、とてもキレイな人で、スタイルもよくジャンルで分けると「美人タイプ」。
でも、それこそよほどのナルシストか、モデルさんで美を追求してる人でもない限り自分で自分のことを「美人」だと思う人はいない。
どんなに美しい素材でも磨かなければホコリを被ってその輝きには永遠にお目にかかることはない。
どんな人にでも必ず「チャームポイント」はあります。
先ずはそこに「気づく」ことからスタートしなければいけません。
自己分析から始めて、自分に似合うデザインを知ってもらって、それから改めて、今回のヘアデザインの「テーマ」を決めます。
今回のテーマは「可愛い♡」
美人タイプの彼女を可愛くするためには「可愛いヘアデザイン」では間違いです。彼女自身を可愛く見せなければいけませんから。
長さはあまり変えず、デザインシルエットに丸みを持たせて、トップで真ん中分けだったのをサイドパートにしてスタイリングで動きを出しました。
(お見せできないのが残念です)
お手入れもほぼハンドブローで出来るようにしたので、家に帰ってからもそのデザインが楽しめます。
終わった後の彼女は来た時の何倍も美しくなってました。それは、ヘアデザインがいいとか、じゃなく、彼女の笑顔がそう見せてくれたんだと思います。
「自分を好きになる」
これはキレイになるための第一条件だと僕は思います。
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#中西トモミチ