Hanaは「あかり」にこだわっています。
たいてい、美容室は壁が白でまばゆいくらいの青い傾向との光が降り注ぎ、昼間のような店内に無機質な空間。
昔、「お客様が絵で、サロンはキャンパス。だから無機質な方がお客様が映える」と言われたことがありますが、それは、そのお客様を見る「第三者」の目線であればそうかも知れません。
キャンパスと違ってお客様は生きています。
仕事や学校や家事や育児の忙しい合間を縫ってサロンに来てくれます。
仕事帰りに来た人は、疲れて、足が棒のようになってしまってたりします。
蛍光灯の「青い光」は勉強や作業をしたりするの適してるそうです。
でも、美容室に来てまで仕事をする人はそうそういません。
どちらかと言うとリラックスしてくつろぎに来る人のほうがほとんどです。
「青い光」は脳が昼間と勘違いするそうです。
なので、夜寝る前にテレビやパソコンの青い光をずっと見てると脳が勘違いを起こして眠くならないことがよくあるそうです。
「白熱灯」は太陽光に似せた「直流電流方式」と呼ばれて「交流電流方式」の蛍光灯と比べて眼精疲労、集中力、集中・快適性、ストレスのすべての面において、直流白熱灯が優れているそうです。
人間は太陽光の連続した光に身体が慣れているので、一般の蛍光灯ではチカチカしたちらつきを感じ取って、視覚神経の補正機能が働き、体全体の疲労の原因となって、目だけでなく、身体まで疲れてしまうそうです。
だから蛍光灯の灯りで勉強をするよりも、裸電球の白熱灯の灯りで勉強をした方が集中力も上がり勉強もはかどるんですね。
カットだと約1時間。
パーマやカラーだと2時間。
みなさんが美容室で過ごす間、雑誌を読んだり、僕たちとお話をしたり、温かい飲み物を飲みながらくつろいだりされます。
その時に、なるべく優しい灯りでくつろいでもらえればいいなあ。
Hanaの照明のひとつひとつに「顔」があります。
ランプシェードもいろいろで、同じ電球でも光の放ち方が違います。
主に東南アジアの手作りのランプがメインになります。
それらが優しく光を灯して、みなさんを暖かくお迎えします。
どうぞ
「ねむたくなったら、ねてください」
恵比寿 美容室 ヘアーハナ
中西トモミチ