僕たち美容師は、日々、訪れる人を
「キレイに」、
「もっとキレイに」します。
お手伝いできるのは、主に「首から上」の部分です。
みんな自分の「
コンプレックス」を探すのが上手です。
特別な秤でも持っているのでしょうか、「
自分より」を見つけるのが上手で、その都度コンプレックスの引き出しに詰め込んでいきます。
「
とりあえず」、テレビで紹介している美容法や雑誌やCMで大々的に売り出してる化粧品を試します。
とりあえず、塗りたくって、さらに、洋服からアクセサリー、靴やバッグの
武器(アイテム)でコンプレックスと戦います。
他人から見ると
「あんた、十分キレイだよ〜」と言われても、他にもキレイな人がたくさんいます。
ともすれば
「若さ」というどんな高級ブティックにも売っていない最強のアイテムと戦うには「若い子」が持っていない
「高級ブランド」で対向するしかなかったりします。
ぶっちゃけ、バッグがすごくても、みんな
褒めてるのはバッグなのに。
指輪もあまりたくさんつけすぎると、そのキラキラした石の隙間から見える
しわくちゃな手の方が目立ったりしますね。
なにごとも
「バランス」が大切ってことですね。
僕は、カラーも、パーマも、カットも、
「その人ありき」で提案しています。
いくら流行ってるからといって、「
オークル系」の「乾燥肌」の人に
ピンクなどのパステルカラーのカラーリングはすすめません。
逆に、透き通るような白い肌の「
ブルー系」の人に、いくら「明るくしたい」と言われても「
茶褐色」や「
黄色」のカラーをしてしまうと、ただのヤンキーか傷んだ髪の毛にしか見えませんからおすすめしません。
パーマだって、カットだって、同じことです。
「全部任せろ!」とは言いませんから、しっかり相談してみてください。(
Hanaでは無料ですから)
知ってる人も多いと思いますが、宝塚の舞台裏に貼ってあるという
「ブスの25箇条」というのがあるそうです。
ここにあるのは全て「見かけ」や「容姿」のことではありませんが、このことと「反対」のことを実行すると、自然と「表情」や「態度」、そして「立ち居振る舞い」に現れますから、結果、「見かけ」や「容姿」が良くなるわけですね。
いくら、僕たちが、カットやパーマ、そしてカラーやメイクで「首から上」をキレイにしても、高級ブランドを持っていても、これが守れないとやはり
「ブス」になってしまうかもしれません。
とはいえ、時々忘れたり、ネガティブな気持ちになったりしますから、その辺は大目に見て、時折チェックするくらいでいいんじゃないでしょうか。
それらが出来れば、もしかしたら僕たちの仕事はいらなくなっちゃうかもしれませんけど、まあ、「さらに磨きをかける」という意味で、どうか、利用してやってくださいね。
今日は、東京でも雪が降るかもって言ってましたから、みなさん、暖かくしてお出かけして、時間ができたら
Hanaに立ち寄ってください。
暖かい部屋で暖かいゆず茶と
紅茶をご用意してお待ちしております。
「ブスの25箇条」
1. 笑顔がない
25. 存在自体が周囲を暗くする
あなたはいくつ守れてますか?