久しぶりに人形町のカレーの名店「モンタンベール」に行って来ました。
ちょうどランチタイムの混雑が終わったところで、店主の伊藤さんとお話しすることが出来ました。
恵比寿の店をご自身の体調が崩れてしまい泣く泣く閉店したのが2年前。
その後、リハビリも兼ねてご友人のレストランを手伝った流れで人形町にリニューアルオープンしたのもつかの間、持ち主との意見の相違で9月いっぱいでお店を閉めることになったそうです。
慌てて、ミヨちゃんと一緒にHanaをサボって伊藤さんに会いに行きました。(片道25分)
伊藤さんは、ことのほかお元気そうで、いつもの笑顔で出てきてくれました。
ランチタイムは今日も大盛況だったそうで、食べたかった「ハヤシカレー」もルーが無くなって、ハンバーグも売り切れ。
スペシャリテの「オムレツカレー」が最後、ギリギリあったので、それを頼みました。
食べていると、モンタンベール閉店を教えてくれた「美しすぎるCA」のノブちゃんも家から自転車(15分)で駆けつけて、バッタリだったので、ビックリしました。
やはり、モンタンベールのカレーは絶品です。
どこが絶品かというと、「他に無い味」だからです。
カレーと言うとどうしても「辛さ」を求める傾向にありますが、モンタンベールのカレーは「美味さ」を追求しています。
小麦粉を使わず、タマネギと野菜を時間と手間をかけて炒めて作った「欧風カレー」の味は他で食べることの出来ない味なので、モンタンベールが無くなってしまうと「代わり」は無いので、「絶品」というわけです。
伊藤さんに
「恵比寿に戻って来て下さいよ〜」
と懇願すると、条件が合って出来ればそうしたいとおっしゃってくださいました。
とはいえ、お店を開くというのは僕もそうでしたが、本当にパワーが必要です。
そしてリスクも伴います。
伊藤さんは62歳(全然見えない)で、家族からは「もういいんじゃない?」と言われているそうです。
でも伊藤さんはこうおっしゃいました。
「よく、『女好き』は一生やめられない。と言うけど、僕の場合、それがこの仕事なんでしょうねえ。例え、生活が苦しくても、これだけはやめられないんですよ。 まあ、健全な方ですけどね(笑)」
と話してくれました。
そりゃあ『絶品』なはずだよな。
この日のことが伊藤さんのブログで紹介されました。
「やっぱりやめられない」
http://ameblo.jp/montenvers/entry-11607642571.html
「モンタンベール」
東京都中央区日本橋堀留町2丁目9−4 アパホテル人形町北1F
電話:03-5651-7866
営業時間:ランチ11:30から14:30
http://montenvers.jp/