Hanaはお盆も休まず営業してます。
お気軽にお越し下さい。
(って、7月に休んでるんですけどね)
おっと!今日は火曜日なので、定休日です!
「大切な人」っていますか?
「好きな人」とかじゃなくて「大切な人」です。
時には自分の命より大切だったりします。
「自分より大切」とはなかなか思えませんね。
「おまえはオレの命に替えても守り抜く!」
と、漫画や小説に出てくるセリフは「平時」ならばいくらでも言えるでしょうが、ギリギリの時になると、人の本性は出ます。
意外と普段、そう言ってる人ほど、いざって時にはからっきしで、自分優先で、とっとと逃げ出したりするものです。
311の震災の時、それが顕著に出たような気がします。
津波に襲われ、原発がメルトダウンした東北ならいざ知らず、300km以上離れた東京ですら、パニックになり、JRは帰宅困難者を駅から締め出し、食料や水を買い占めて、小売業の中にはここぞとばかり値上げするところもありました。
一番に心配するのは被災地の人やその家族で、たかだか身内が帰れなくて会社に泊まったりしただけで、取り乱したり、仕事を放棄したりする人はざらにいました。
そういった人達は必ず後で言い訳をします。
「想定外だった」
「あのときは、ああするしかなかった」
お客さんの中には新宿から八王子まで歩いて帰った人がいます。
何度も途中で休んで、暗がりの中、同じように一人で歩いてる女性に声をかけ、一緒に歩いて、
自宅まで後、30分くらいのところで、下り車線を走ってくるタクシーを見つけました。
一度は手を上げて止めようとするも、
「自分は後少しだけど、もっと先にいる人がいるから、その人のために」
と乗らずに家まで歩いて帰ったそうです。
僕にそれが出来るかと言うと、ちょっと自信がありません。
どうにか「乗る理由」を作るかも知れません。
僕は彼女を尊敬します。
インターネットでSNSやメールが普及することで、「言葉」が増えました。
普段、面と向かって言えない言葉でも、メールや絵文字にすると、表現できたり、LINEなどではスタンプが自分の代わりに話してくれます。
それだけ、「言葉」が軽くなったのかもしれません。
でも、大切なのは「行動」で、結局それが全てなのかも知れません。
「愛してるよ♡」
と100万回コピペした文章を送ったりするより、いざという時に無言で守ったり自分を犠牲にできる行動力こそ本当の愛なのかも知れません。
子どもを持ってるお父さんやお母さんは、いざという時、自分が傷ついても家族を守るでしょう。
たとえ、自分が非難されようとも、傷つくこうとも、「大切な人」を守るでしょう。
でも、僕は、そのお客さんのように、今、自分の目の前にいない見えない人のためにも自分を犠牲に出来る心を持ちたいと彼女の話を聞いて思いました。
それには未来を見据える「想像力」が必要で、目先の利益ばかり見ていては絶対に見えないものなのでしょう。
今週の
Hanaのお花は
「千日紅」
英名では「
ストロベリーフィールド」。
花言葉は「永遠の命 安全」、「変わらぬ愛情」
「 The Beatles Strawberry Fields Forever 」