写真を撮るときに「はい!チーズ!」って言います。
これは「チーズ」の「チー」のときの顔が笑顔に「似てる」からだそうです。
でも最後まで言い切ると「ズ」なので「ウ!」の口の形になり、腹に一発食らった顔になり、なんだか変です。
だから最近は「イー」で終わらせるように「ウィスキー」など言い方を変えるようですがやはりなぜか「はい、チーズ!」と行楽地では言ってしまいます。
でも、やはりしょせん作り笑顔なのでたいてい「不自然な笑顔」になってしまいます。
口元だけ笑っていて「目が笑ってない顔」は逆に不気味です。
ハナは写真を撮るとき、「はい、チーズ!」と言ってもこちらを向いてくれません。チーズが好きじゃないからです。
でも、知ってる人も多いですが
「ジャーキー!」
と言うと急に表情が変わり、カメラ目線になります。
それはハナがジャーキーが大好きだからです。
このように「好きなもの」の方が自然と笑顔になるようです。
「はい!チーズ!」と言って喜ぶのはトッポジージョくらいでしょう。
だから、写真を撮るときは撮られる人の「好きなもの」を言ってあげましょう。
もしくは自分が撮られる側なら好きなものを想像しましょう。
自然と笑みがこぼれてきます。
サービス業の社員研修などで、おバカなインストラクターが
「みなさん、お金好きでしょう?お客様が来たらお金が来た!と思ってください。自然と笑顔がでるはずです。」
などととち狂ったことを言うのですが、人は「お金と交換したもの」が嬉しいわけでお金そのものに価値があるわけではありません。
逆に「はい!お金!」と言われると「何を買おうか?」と悩んでしまい「??」な顔になってしまいます。
みなさんのチーズはなんですか?
やっぱり笑顔がいいね。